ライオン誌日本語版2019年9・10月号
- ページ: 53
- 急 が 停 車 す る 米 子 駅 。
境 線 の 各 路 線 が あ り 、 中 心 駅 は 特
J R 西 日 本 山 陰 本 線 、 伯 備 線 、
や 境 港 市 へ 通 じ る 国 道 4 3 1 号 。
る 国 道 9 号 と 南 北 に 走 り 米 子 空 港
あ る 。 主 要 国 道 は 市 内 を 東 西 に 走
米 子 自 動 車 道 の 二 つ の 高 速 道 路 が
そ の 山 陰 道 と 中 国 自 動 車 道 を 結 ぶ
山 陰 地 方 を 結 ぶ 山 陰 自 動 車 道 と 、
【 交 通 ア ク セ ス 】
1 日 現 在 )
14 万 7 6 3 3 人 ( 2 0 1 9 年 6 月
面 積 / 1 3 2 ・ 42 平 方 ㌔ 人 口 /
暮 ら し や す さ 日 本 一 に 輝 い た 。
た 都 市 機 能 か ら 、 2 0 1 5 年 に は
自 然 環 境 と コ ン パ ク ト に 集 約 さ れ
な ご の 水 」 も あ る 。 更 に 恵 ま れ た
水 道 水 を ペ ッ ト ボ ト ル に し た 「 よ
る 米 子 の 水 道 水 は 非 常 に お い し く 、
た 、 大 山 山 麓 の 地 下 水 を 原 水 と す
イ ア ス ロ ン 大 会 が 開 催 さ れ た 。 ま
た 環 境 を 利 用 し て 、 日 本 初 の ト ラ
海 が あ り 、 1 9 8 1 年 に は こ う し
海 、 西 に ラ ム サ ー ル 条 約 登 録 の 中
中 国 地 方 最 高 峰 の 大 山 、 北 に 日 本
南 に 伯 耆 富 士 の 愛 称 で 親 し ま れ る
の も う 一 つ の 特 長 は 豊 か な 自 然 。
れ る 気 質 を 持 つ と 言 わ れ る 。 米 子
で 、 外 か ら の 移 住 者 を 快 く 受 け 入
そ の た め 米 子 市 民 は 明 る く 開 放 的
と し て よ り も 商 人 の 町 と し て 発 展 。
ど 不 在 だ っ た こ と も あ り 、 城 下 町
子 城 が 築 か れ た が 、 城 主 が ほ と ん
と し て 栄 え て き た 。 江 戸 期 に は 米
中 央 に あ り 、 古 く か ら 交 通 の 要 衝
米 子 市 は 鳥 取 県 西 部 、 山 陰 の ほ ぼ
米� � 子� 市
を 「 加 茂 川 」 に し た の が 始 ま り ら し
53
川 筋 を 「 旧 加 茂 川 」 に 、 新 し い 川 筋
が 、 川 筋 を 新 た に 整 え た 時 に 従 来 の
「 旧 」 の 名 称 は 河 川 管 理 者 の 鳥 取 県
ろ 名 称 問 題 で 注 目 さ れ て い る 。 実 は
と こ ろ で こ の 旧 加 茂 川 、 こ の と こ
な が ら 歩 く イ ベ ン ト も 実 施 さ れ る 。
蔵 ウ ォ ー ク と い う お 地 蔵 さ ん を 探 し
年 8 月 に 加 茂 川 ま つ り が 行 わ れ 、 地
地 蔵 群 が あ る 旧 加 茂 川 沿 い で は 毎
米加 子茂 の川 顔は 今 も 昔 も
げ て 供 養 さ れ る 。
番 に よ っ て は が さ れ た 札 は 、 焚 き 上
水 が 供 え ら れ て い る 。 ち な み に 地 蔵
ん は ど れ も 掃 除 が 行 き 届 き 、 奇 麗 な
替 え た り す る 。 そ の た め 、 お 地 蔵 さ
を は が し た り 、 帽 子 や 前 掛 け を 取 り
話 を す る 地 蔵 番 が い て 、 定 期 的 に 札
そ れ ぞ れ の お 地 蔵 さ ん に は 、 お 世
止 め の 聖 地 と さ れ て い る 。
が 習 わ し で 、 こ こ は 札 打 ち 供 養 打 ち
市 湊 山 公 園 に あ る 清 洞 寺 跡 に 貼 る の
四 十 九 日 に 貼 る 最 後 の 赤 札 は 、 米 子
LION 2019年9・10月号
市 内 の お 地 蔵 さ ん を 回 る の だ と い う 。
の 戒 名 と 没 年 齢 を 書 き 入 れ 、 家 族 で
地 蔵 大 菩 薩 」 と 書 か れ た 札 に 、 故 人
赤 い 札 を 貼 る と い う 風 習 だ 。 「 南 無
ん に 白 い 札 を 貼 り 、 四 十 九 日 目 に は
っ て も ら う た め 七 日 ご と に お 地 蔵 さ
- ▲TOP