ライオン誌日本語版2017年11月号

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- 特集
山田ライオンズクラ ブ :伐採した竹で作った竹炭は、幅4㍍の川底に敷き詰め、 流されないようにロープで固定する
料 と し て 、 私 た ち の 生 活 の 中 で 役 に を 増 や し て い る の に 対 し 、 低 所 得 国 域 よ り も 被 害 が 少 な か っ た こ と が 検 を 願 い 、 植 林 は 続 け ら れ て い る 。
食 用 と し て 、 さ ま ざ ま な 竹 製 品 の 材 解 さ れ 持 続 可 能 な 利 用 へ 向 け て 面 積 力 を 軽 減 さ せ 、 自 然 破 壊 が 進 ん だ 地 イ 湾 全 体 の 生 物 資 源 が 復 活 す る こ と
竹 自 体 は 決 し て 有 害 植 物 で は な い 。 近 年 高 所 得 国 で は 、 森 林 の 価 値 が 理 育 っ て い た 地 域 で は こ れ ら が 波 の 威 よ う な 豊 か な マ ン グ ロ ー ブ 林 と 、 タ
れ 畑 の 肥 料 と し て 活 用 さ れ た 。
吸 い 取 っ た 竹 は 、 最 後 に 細 か く 砕 か 言 わ れ る 世 界 の 森 林 面 積 は 、 主 に 人 沖 大 地 震 で 大 津 波 が 発 生 し た 時 に は 、 今 で は 高 さ 7 ~ 8 ㍍ の 成 木 と な り 、
っ た 川 を 浄 化 。 半 年 間 、 川 の 汚 れ を 農 耕 文 化 以 前 は 約 70 億 ㌶ あ っ た と も 果 た す 。 2 0 0 4 年 の ス マ ト ラ 島 も の だ 。 6 年 前 、 最 初 に 植 え た 苗 は 、
で 半 年 間 、 竹 炭 は 生 活 排 水 な ど で 濁
入 れ 、 遠 賀 川 の 支 流 に 沈 め た 。 そ こ
成 し た 竹 炭 は 砕 い て ネ ッ ト 状 の 袋 に
て 竹 炭 を 作 り 、 竹 酢 も 採 取 し た 。 完 の 両 面 を 学 ぶ こ と が 出 来 る 。
ま ま 処 分 す る の で は な く 、 窯 で 焼 い 伐 採 か ら は 人 間 の 責 任 と 、 環 境 保 全 魚 や 貝 、 カ ニ な ど さ ま ざ ま な 生 き 物 要 が あ る と 、 静 岡 橘 ラ イ オ ン ズ ブク
置 竹 林 を 伐 採 。 更 に 切 っ た 竹 を そ の え た ま ま 放 置 し た 人 の 仕 業 だ 。 竹 林 を 支 え る た め に 複 雑 に 発 達 し た 根 が 、
砂 災 害 の 危 険 性 が ラ 高 は ま 、 る こ 。 う し た 放 山 田 ラ イ オ ン ズ ブク か い も の に な っ て し ま っ た の は 、 植 の 森 林 の 約 2 倍 。 軟 ら か い 泥 地 で 体 タ イ の 貴 重 な 自 然 環 境 を 守 る に は 、 立 て ら れ て き た 。 竹 害 を 起 こ す や っ れ る 。 C O の 吸 収 量 が 多 く 、 日 本
す る 木 々 の 総 称 で 、 海 の 森 と も 呼 ば ー ブ 林 を 伐 採 し て 水 田 が 作 ら れ た こ 使 わ れ る 油 で 、 一 人 当 た り の 年 間 使
地 域 の 海 岸 線 や 河 口 域 の 浅 瀬 に 育 成 し た こ と 、 人 口 増 加 に よ り マ ン グ ロ っ た 。 日 本 で も パ ー ム 油 は 最 も 多 く
マ ン グ ロ ー ブ と は 、 熱 帯 、 亜 熱 帯 る た め 大 量 伐 採 さ れ 商 品 と し て 流 通 を 抜 い て 生 産 量 世 界 一 の 植 物 油 と な
こ と に 着 目 し た か ら だ 。
伐 採 し 、 エ ビ の 養 殖 池 を 作 っ て い る れ た 。 他 に も 、 マ ン グ ロ ー ブ か ら 作 れ る パ ー ム 油 は 、 1 9 6 0 年 代 か ら
社 が タ イ で 広 大 な マ ン グ ロ ー ブ 林 を た 新 し い マ ン グ ロ ー ブ 林 が 切 り 開 か へ の 転 換 で あ る 。 ア ブ ラ ヤ シ か ら 取
動 の 実 施 を 決 め た 理 由 は 、 日 本 の 商 に な ら な く な っ た 池 は 放 棄 さ れ 、 ま が 、 ア ブ ラ ヤ シ ・ プ ラ ン テ ー シ ョ ン
グ ロ ー ブ の 苗 木 を 植 樹 し た 。 こ の 活 水 質 汚 染 、 土 壌 汚 染 を 招 き 、 使 い 物 両 国 で 熱 帯 雨 林 が 伐 採 さ れ る 一 因
万 本 、 こ れ ま で に 累 計 7 万 本 の マ ン の 残 さ や エ ビ の 排 泄 物 、 薬 剤 な ど が 物 の 密 猟 や 違 法 取 引 を 助 長 す る 。
マ ラ ー ト 県 パ ク フ ァ ン 湾 で 、 毎 年 1 え る た め に 薬 を 投 入 す る 。 人 工 飼 料 行 か れ る よ う に な る こ と で 、 野 生 動
か ら タ イ の 南 部 に あ る ナ コ ン シ ー タ 大 量 養 殖 は 病 気 を 誘 発 し 、 こ れ を 抑 が 入 り 込 め な か っ た 奥 地 ま で 容 易 に
静 岡 橘 ラ イ オ ン ズ ブク は 2 0 1 1 年 る た め の 伐 採 だ 。 狭 い 池 で の エ ビ の か ら 森 が 乾 燥 し 、 ま た こ れ ま で 人 間
ラ
ア ジ ア の 熱 帯 雨 林 だ 。
豊 か で 広 大 な 南 米 の ア マ ゾ ン や 東 南 ー ブ 林 の 面 積 が 半 減 し た 。 大 き な 原
い の が 、 大 量 の C O を 吸 収 す る 、
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り 続 け て い る 。 特 に 消 失 面 積 が 大 き タ イ で は 1 9 7 0 年 代 か ら 2 0 0
で は 、 速 度 は 低 下 し て い る も の の 減 証 さ れ て い る 。
間 活 動 に よ り 約 40 億 ㌶ に ま で 減 っ た 。 マ ン グ ロ ー ブ 林 や サ ン ゴ 礁 が 豊 か に 種 が 出 来 る ま で 成 長 し た 。 か つ て の
減 少 す る 海 外 の 森 林
っ た 炭 は 固 く て 火 力 が 強 く 長 持 ち す 生 産 量 が 急 増 。 2 0 0 5 年 に 大 豆 油
因 の 一 つ が 、 輸 出 用 エ ビ 養 殖 池 を 作 材 木 運 搬 の た め に 切 り 開 か れ た 道 路
0 年 頃 ま で に 、 こ の 貴 重 な マ ン グ ロ
岸 線 の 土 砂 流 出 防 止 や 防 波 堤 の 役 割 植 え る 苗 木 も 地 元 の N P O が 育 て た
活 を 支 え る 。 マ ン グ ロ ー ブ の 根 は 海 ン テ ィ ア を 巻 き 込 ん で 植 林 を 実 施 。
ひ い て は 漁 業 を 営 む 地 元 の 人 々 の 生 の 中 学 、 高 校 、 大 学 生 及 び 市 民 ボ ラ
の 隠 れ 家 と な っ て 生 物 多 様 性 を 育 み 、 考 え た 。 そ こ で 活 動 の 最 初 か ら 現 地
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は 林 生 C が 物 イ O 急 多 ン 2 速 様 ド の に 性 ネ 増 減 を シ 加 少 誇 ア を し る と 招 て 世 マ く い 界 レ だ る 屈 ー け 。 指 シ で 森 の ア な 林 熱 で く 伐 帯 は 、 採 雨 、
地 元 の 人 々 が そ の 価 値 を 理 解 す ラ る は 必
と な ど も 減 少 に 拍 車 を 掛 け た 。
LION 2017年11月号
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