ライオン誌日本語版1991年11月号
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5.
次にバンドン・レスタリ〃ラの
つけたもので︑一棟当たり千ドル︵約
るというので︑人々の意欲は高まり︑
メサ・スタンディ前幹事は︑ 独自の特色あるアクティビテ ィを伝えてきてくれた︒それ
十四万円︶の建設費がかかる︒クラ
さらに感心するのは︑ライオンズが
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ブではすでに各地に七棟を設置し︑
ある︒
お役所にも手を回し︑完成後の維持
N
漸次︑その数を増やしてゆく計画で
と管理を委託するという︑アフタケ
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れているのだが︑Mはマンデ
はMCK建設作戦と名づけら イ︵水浴︶︑Cはクシダン
アにまで心配りをしているところで
齢 利用者に重宝がられるのは当然と
ある︒バンドン・レスタリカラの面々
倦 して︑その施工ぶりが大いに興味深
は︑MCKライオンズという異名を
L
︵洗濯︶︑Kはコクス︵便所︶
K c い︒葬スタンディは︑資金を出して
で︑合わせてトイレ付共同洗
⑳ 業者に任せるのではなく︑建設予定
夕
M
奉られるほど︑このアクティビティ
の人気は上昇中とか︒
N
濯浴場とでも言おうか︒
形 地が決まるとライオンズが出向いて︑
活動資金を獲得するため︑クラブ
■スタンディによると︑イ
ンドネシアは発展途上国であ り︑政府も国民の福祉に力を
似地域の人々に協力を求め︑嘉にな
は年に一度︑ファッション・ショー
って働いて完成させるところが味噌
やダンスの会を主催する︒一回で一
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⇔ と︑胸を張る︒自分たちのものを作
⇔
万ドルほどが集まるが︑これをMCK
注いでいるが︑ライオンズも
困窮者の救済の一翼を担っている︒
バンドンは人口百六十万の都会だが︑
∴
蹴
のほか︑各種社会事業に当てている︒
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●
バンドン・レスタリカ.は一九八八
年三月二日︑ジャカルタ・ヌサンタ
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低所得者が住むスラムも多い︒電気 も︑きれいな水もないところで︑小
さな部屋に子供も入れて十人も住ん でいることもある︒多くは川のそば にこうした集落ができるが︑乾期に は水は汚染し︑雨期にはそれが氾濫
世
界 の ム ズ ニ オ イ
ラ
ラη・のスポンサーによって結成され
た︒結成の手順と手続きについては︑
スポンサー・クラブから懇切丁寧な
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指示を受け︑それがクラブの活性化
につながっていると思う︒当初二十
人で発足したが︑現在会員は女性二
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する︒きれいな水は望んでも手に入
らず︑病気が蔓延しがちである︒
十一人を含み三十九人︑平均年齢は
四十歳から六十歳︒我が国でも︑結
号
そこでライオンズが開発したMC
Kは︑間口四灯︑奥行き三〃川の二室
成から三年ないし五年のクラブが最
1
胡
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も活力がある︒インドネシアのこの
旬
に浄化槽を備え︑表にきれいな地下
二つのクラブから︑大いに学ぶべき
U
水を吸い上げる手押しポンプを取り
㎜
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ことがあるようだ︒
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