201811_12
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- PRESIDENT'S MESSAGE
「こう してみたら」 を行動へ
ライオンズの皆さん、こんにちは!
国際協会指定記事
誰でも大きなパーティーが終わった時には、疲れたようにも元気を取り戻したように も感じるものです。去る7月、ライオンズクラブ第101回ラスベガス国際大会が終わった
Gudrun Yngvadottir
時の私もそうでした。 私たちライオンズに最大の成果をもたらすようなアイデアの種は、こうした大会の期 間中にまかれるものだと、改めて実感しています。大会では必ず出会いがあるものです。 相手のクラブは自分が行ったことのない、遠い国かもしれません。自分のクラブと同じ ような問題に取り組んでいる場合もあれば、「もっとうまく出来ればいいのに」と思っ ていることを、実に見事にやり遂げている場合もあるでしょう。そんな時に、「こうし てみたらどうだろう?」という考えが浮かんでくるのです。 「このライオンたちから、もっと学べることはないかしら?」 「何らかの問題に、一緒に取り組んでみたらどうだろう?」 いつの間にか1時間も、あるいは午後いっぱい話し込んでしまい、ふと気付くと相手 の家族のことまで知り尽くすほど親しくなっていることでしょう。それがライオンズと いうものです。そればかりか、既に計画が動き出しているかもしれません。ひと昔前な らば、知り合った相手と交流を続ける手段は電話を掛けたり手紙を書いたりするしかあ りませんでしたが、今ではフェイスブック、ツイッター、インスタグラムといったとて も便利なツールがあります。連絡を取り合いアイデアを交換することは、以前とは比較 にならないほど容易になっているのです。 国際大会に参加出来なかった皆さんは、ぜひ『ライオン誌』やウェブサイトで関連記 事をご覧になり、世界中のライオンズが一堂に会した時のエネルギーを感じてください。 大会に来てくださった皆さんは、そこで得られたエネルギーを使って、ご自身とクラブ の気運を高めてください。現地で交換した名刺や、相手の名前、電話番号、Eメールア ドレスを記したメモなどをかき集めて、ソーシャルメディアの友達の輪に加えるとよい でしょう。そしてこれからも、「こうしてみたらどうだろう」というシンプルなひらめ きを膨らませ、行動に移していきましょう。 心を込めて
Lions Clubs International President
2018-19年度国際会長
グドラン・イ ングバ ドダー
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LION 2018年11・12月号
※ 「国際会長メッセージ」 の原文は国際協会公式サイトに掲載されています http://www.lionsclubs.org/EN/who-we-are/our-leaders/presidents-message.php
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