ライオン誌日本語版2017年12月号
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- 高江洲製塩所の 「浜比嘉塩」 (右) と島限定 「大粒塩」 高江洲製塩所:Tel.098-977-8667
チ ュ ー ( 女 神 ) と い う 二 人 の 神 様 が た� 流� 流 下� �下 盤� �式 の 塩 上 田 に は 海 、 水 ゆ を る 流 い し 傾 太 斜 陽 を 光 つ で け 度 を 上 げ 、 約 4 % の 海 水 が 15 % に な 何 度 も 繰 り 返 す こ と で 海 水 の 塩 分 濃 め 、 海 上 交 通 は 非 常 に 重 要 な 役 割 を
す る ア マ ミ チ ュ ー ( 男 神 ) と シ ル ミ る 高 江 洲 製 塩 所 が あ る 。
島 0 の 0 南 人 に ほ は ど 、 の 琉 島 球 民 の� が 開� 暮 � 闢� ら � 神 し 話 て に い 登 る 場 。 が ら の 流 下 式 塩 田 で 塩 作 り を し て い 材 で 組 ん だ 装 置 の 上 か ら 流 し 、 落 ち 島 国 日 本 の 中 で も 、 沖 縄 は 特 に 離 シ ル ミ チ ュ ー 霊 場 の 少 し 先 に 、 昔 な く み 上 げ て い る 。 そ れ を 竹 の 枝 と 木 船 と い う 認 識 と な っ て い る 。
浜 比 嘉 島 は 周 囲 約 6 ・ 7 ㌔ で 、 5 場 と し て 島 民 に 守 ら れ て い る 。 そ の 岸 か ら 直 接 、 澄 ん だ 海 水 を 満 潮 時 に が 、 独 自 の 構 造 も あ り 、 琉 球 独 特 の
隣 の 浜 比 嘉 島 ま で す ん な り 行 け る 。 住 ん で い た と 伝 わ る 洞 窟 が あ り 、 霊 高 江 洲 製 塩 所 は 工 房 の 前 に あ る 海 状 も 中 国 の 影 響 を 強 く 受 け て は い る
道 で を 平 右 安 折 座 す 島 る へ と 渡 、 り 浜� 、 � 比� 二 嘉� 手 大 に 橋 分 に か 入 れ り た 、
広 が っ て い る か ら だ 。 こ の 海 中 道 路
す 。 道 路 が 低 い 上 、 道 の 両 側 に 海 が
の 中 を 走 っ て い る よ う な 錯 覚 を 起 こ
い る 。 「 海 中 」 の 名 の 通 り 、 ま る で 海
全 長 4 ・ 75 ㌔ の 海 中 道 路 で 結 ば れ て
う る ま 市 の 勝 連 半 島 と 平� 安� 座� 島 は
浜沖 比縄 嘉の 島光 のと 天風 然で 塩作 る
び 脚 光 を 浴 び る こ と に な っ た 。
味 を 感 じ さ せ る 、 塩 田 に よ る 塩 が 再 バ ラ ン ス が 整 い 、 コ ク と 旨 み が 詰 ま た 。 今 で は サ バ ニ と 呼 ば れ る 小 型 漁
良 く 塩 辛 さ の 中 に ほ の か な 甘 味 や 苦 れ た 高 江 洲 製 塩 所 の 塩 は 、 ミ ネ ラ ル 木 造 船 の 船 大 工 も 非 常 に 少 な く な っ
づ く り が 行 わ れ る よ う に な り 、 味 が こ う し て 浜 比 嘉 島 の 光 と 風 で 作 ら さ れ て い る 船 は な い 。 そ れ に 伴 い 、
止 さ れ て 以 降 、 さ ま ざ ま な 方 法 で 塩 然 乾 燥 さ せ て や っ と 商 品 と な る 。 マ ー ラ ン 船 は 姿 を 消 し 、 実 際 に 運 航
は 姿 を 消 し た 。 が 、 塩 の 専 売 制 が 廃 か け て に が り を 抜 き 、 更 に そ れ を 自 上 交 通 に 転 換 、 1 9 5 9 年 を 最 後 に
開 発 さ れ る と 切 り 替 え が 進 み 、 塩 田 塩 を 結 晶 化 さ せ る 。 そ の 後 、 2 日 間 が 、 戦 後 、 輸 送 方 法 が 海 上 か ら 陸
し て 海 水 中 の 塩 分 を 集 め る 製 塩 法 が 釜 に 移 動 さ せ て じ っ く り 炊 き 上 げ 、 上 の マ ー ラ ン 船 が あ っ た と い う 。
だ っ た 製 塩 法 だ が 、 電 気 の 力 を 利 用 縮 さ れ た 海 水 ( か ん 水 ) は 工 房 内 の 最 盛 期 に は 、 沖 縄 全 体 で 1 0 0 隻 以
20 年 代 後 半 か ら 40 年 代 中 頃 ま で 主 流 度 の 高 い 夏 は 2 〜 3 日 を 要 す る 。 濃 だ り す る の に 使 わ れ た 。 大 正 時 代 の
分 を 飛 ば し 塩 分 濃 度 を 高 め る 。 昭 和 な っ て お り 、 濃 縮 ま で 冬 は 1 日 、 湿 や 喜 界 島 に ヤ ギ 、 馬 、 牛 な ど を 運 ん
だ 水 枝� �分 条� を � 架� 蒸 の 発 上 さ か せ ら 、 滴 更 下 に さ 竹 せ の て 枝 風 を で 組 水 ん 下 式 装 置 は 1 時 間 で 循 環 す る よ う に で 生 活 物 資 を 輸 送 し た り 、 奄 美 諸 島 る ま で 濃 縮 す る 。 高 江 洲 製 塩 所 の 流
っ た 粗 塩 と し て 人 気 を 博 し て い る 。 船 の 大 工 は 何 人 か い る が 、 マ ー ラ ン
た 水 を 流 下 盤 で 循 環 さ せ る 。 そ れ を 島 な ど 多 く の 島 で 構 成 さ れ て い る た
かん水を平釜でじっくり焚き上げる
本 担 島 っ 北 て 部 い の� た 山� 。 原� �そ か の ら 中 那 で 覇 マ の� ー 泊� ラ � を ン 結 船 ん は 、
船 」 の 音 を 踏 襲 し た も の で 、 船 体 形
わ ら れ 琉 て 球 き の た 島 。 々 呼 を び 結 名 ぶ は 交 中 易 国 船 の と 「� し て 馬� 艦� �使
マ ー ラ ン 船 は 木 造 帆 船 で 、 古 く か
船 琉 技 球 術 王 を 朝 継 時 承 代 す の る 「 越� �マ 來� ー 造 ラ 船 ン が 船 あ 」 る の 。 造
結 ば れ た 平 安 座 島 に 、 沖 縄 で 唯 一 、
浜 比 嘉 島 の 隣 、 本 島 と 海 中 道 路 で
継琉 承球 す王 る朝 船時 大代 工の 技 を
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LION 2017年12月号
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