ライオン誌日本語版2017年6月号
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- A Message From Our President
第1世紀を超える第2世紀へ
ライオンズクラブが100周年を迎える今年 度、妻のダイアンと私は世界中を旅して回る
Chancellor Bob Corlew
Lions Clubs International President
順応して発展してきた私たちは、今後も変化 し続けなければなりません。 全体として、ライオンズクラブ国際協会は すばらしい第2世紀を迎えることが出来そう です。私たちは、1億人に奉仕するという 100周年記念奉仕チャレンジの目標を2年ほ ど早く達成しています。更に、元会員の再入 会を歓迎し、クラブと国際本部の双方で継続 的にテクノロジーを取り入れ、協力して難民 問題や自然災害などの人道危機を軽減するな どの取り組みも進めてきました。 シカゴで行われる第100回国際大会では、 記念の一環として100周年トーチが掲げられ ます。その炎は、私たちがそれぞれの地域社 会を照らしている光の象徴です。 ライオン ズは闇に覆われた場所に奉仕の手を差し伸べ、 希望と機会をもたらします。 それは結束の 輝きです。私たちは力を合わせて働く一つの 大家族なのです。 一人ひとりのライオンのおかげで、私たち の第2世紀は第1世紀をしのぐものとなるで しょう。ダイアンともども、今年度も皆さん が示してくれたご厚情と日々のたゆみない奉 仕に感謝致します。数週間後にシカゴでお会 いしましょう。
機会に恵まれました。治安の悪いトリニダー ド・トバゴでは、ライオンズの作った愛らし い遊び場が平和を象徴するオアシスになって いました。韓国のある都市では、私たちも大 きな長靴を履いて、水路を清掃するライオン ズに手を貸しました。ニューヨークでの国連 ライオンズ・デーにはスペシャルオリンピッ クスと共生を祝い、 世界各地でライオンズ クラブやレオクラブの結成に立ち会い、壮大 なるバスの旅により町の大小を問わず、ライ オンズの奉仕への情熱を目の当たりにするこ とが出来ました。 特に心を打たれたのは、ライオンズが絶え ず変化に順応し、成長していることでした。 私たちライオンズクラブは100歳になります が、さまざまな面で若さを保っています。困 難や苦労にもかかわらず、次なる山を目指し 続けています。視力検査を行うライオンズは 本格的な診療所を開設し、診療所を運営する ライオンズは白内障手術に手を広げ、2階建 ての病院を持つライオンズは3階建てに増築 します。私たちは、常に事業を拡大し続けて いるのです。 奉仕を受けた多くの人々と話す中で、彼ら がどれほど深く感謝しているかを改めて知り、 ライオンズに対する私の敬意は指数関数的に 高まりました。また、ライオンズの事業がど れほど効果を発揮しているかも、繰り返し目 にすることになりました。常に世界の変化に
2016-17年度国際会長
ボブ・コーリュー
※ 「国際会長メッセージ」 の原文は国際協会公式サイトに掲載されています http://www.lionsclubs.org/EN/who-we-are/our-leaders/presidents-message.php
LION 2017年6月号
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