ライオン誌日本語版2017年4月号
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- 東日本大震災 復興だより
ち は ほ っ と 安 心 し た 。 が 、 地 震 か ら 2 時 で 、 ク ラ ブ で は 「 津 波 の こ と を 語 り 継 い 講 じ ら れ て い る 。 ( 取 材 / 鈴 木 秀 晃 ) た ち が 大 人 に な る 30 年 後 に 開 封 す る 予 定 れ 、 震 災 以 降 、 津 波 か ら 命 を 守 る 対 策 が も 埋 設 し た 。 タ イ ム カ プ セ ル は 、 子 ど も は こ う し た 津 波 避 難 施 設 が 数 箇 所 設 置 さ 連 の 記 録 や 文 書 を 収 め た タ イ ム カ プ セ ル 非 常 階 段 が 設 け ら れ て い る 。 飯 岡 地 区 に 生 の 津 波 被 災 時 の 体 験 文 を 中 心 に 被 災 関 は 津 波 か ら の 避 難 ビ ル と し て 、 屋 上 ま で 災 の 碑 」 を 併 置 す る と 共 に 、 市 内 小 中 学 市 内 の 様 子 が 説 明 さ れ て い る 。 ま た こ こ は 被 災 状 況 を 説 明 し た 「 旭 市 飯 岡 津 波 被 状 況 、 避 難 生 活 な ど 震 災 発 生 直 後 か ら の の 支 援 を 受 け て 建 立 し た も の 。 碑 の 横 に ど が 展 示 さ れ 、 地 震 や 津 波 に よ る 被 害 の 地 区 内 の ラ イ オ ン ズ を 始 め 、 台 湾 ラ の な 300 ど ‐ B 1 地 区 、 東 京 江 戸 川 ラ イ オ ン ズ ブク や 市 民 が 撮 影 し た 数 多 く の 写 真 や 映 像 な し て 14 年 7 月 に 開 館 し た 。 館 内 に は 旭 市 に 、 飯 岡 ラ イ オ ン ズ ブク が 発 案 し 、 333 ‐ C が 走 っ た 元 食 堂 を 改 装 し 、 防 災 資 料 館 と
ラ
の 、 さ ほ ど 大 き な 津 波 で は な く 、 住 民 た 2 0 1 3 年 2 月 、 こ の 公 園 に 「 伝 え つ 市 防 災 資 料 館 が あ る 。 も と も と は 国 民 宿
っ た 。 こ の 時 、 一 部 で 浸 水 は あ っ た も の ズ 公 園 が あ る 。
到 達 し た の は 、 地 震 発 生 か ら 1 時 間 後 だ 33 人 ) の 活 動 拠 点 の 一 つ 、 飯 岡 ラ イ オ ン で ほ し い 」 と 願 っ て い る 。
海 岸 沿 い の 飯 岡 地 区 に 津 波 の 第 一 波 が に 、 飯 岡 ラ イ オ ン ズ ブク ( 宮 嶋 正 也 会 長 /
ラ
り 、 2 人 が 行 方 不 明 と な っ て い る 。
る 旭 市 で 、 震 災 に よ り 14 人 の 方 が 亡 く な は ほ と ん ど 記 憶 が な い と い う 。
わ れ た 所 が あ る 。 九 十 九 里 浜 の 北 端 に あ つ き 、 何 と か こ ら え た が 、 そ の 時 の こ と
か ら 遠 く 離 れ た 千 葉 県 で も 、 大 津 波 に 襲 い う 間 に 流 さ れ た 。 必 死 で 建 物 に し が み
心 に 未 曽 有 の 被 害 を も た ら し た が 、 震 源 と し た が 、 津 波 に 足 を す く わ れ 、 あ っ と
東 日 本 大 震 災 は 東 北 の 太 平 洋 沿 岸 を 中 っ て く る の を 見 た 。 車 か ら 出 て 逃 げ よ う 真 っ 黒 い 水 の 塊 が 護 岸 を 越 え 、 道 路 に 迫 て い た 飯 岡 ラ イ オ ン ズ ブク の オラ 向 後 充 は 、
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津 波 被 害 伝 え る モ ニ ュ メ ン ト
ブク ラ
● 千 葉 県 ・ 飯 岡 ラ イ オ ン ズ
せ ず 、 教 訓 と し て 後 世 に 残 す こ と を 目 的 は 解 体 も 検 討 さ れ た が 、 床 に 大 き な 亀 裂
が 完 成 し た 。 大 津 波 の 被 災 経 験 を 風 化 さ て い た が 、 津 波 の 被 害 を 受 け 休 業 。 一 時
な ぐ 大 津 波 」 と 刻 ん だ 津 波 モ ニ ュ メ ン ト 舎 だ っ た 建 物 で 、 地 域 住 民 に も 親 し ま れ
向 後 が 津 波 に つ か ま っ た 場 所 の 近 く
オラ ンイ
そ の 瞬 間 、 車 で 海 岸 沿 い の 県 道 を 走 っ
で 第 三 波 と 重 な り 、 増 幅 さ れ た の だ 。
っ て 押 し 戻 さ れ た 第 二 波 が 、 飯 岡 の 沖 合
6 ㍍ の 大 津 波 が 飯 岡 を 襲 っ た 。 陸 に 当 た
間 40 分 が 経 っ た 午 後 5 時 26 分 、 高 さ 7 ・
公 園 前 に は 、 震 災 の 記 憶 を 展 示 し た 旭
旭市防災資料館には最大津波が押し寄せた5時26分で止まったま まの 「忘れじの時計」 も展示されている
LION 2017年4月号
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