編集室 Lの誇り
ライオン誌日本語版委員 北岸秀規

今から42年前、私が中学2年生の時のことです。父が部屋に入ってきて見せてくれたのが、「L」のバッジでした。父は「今日、ライオンズクラブに入会した」と言うのです。当時、ライオンズクラブに入会することは憧れであり、このバッジを着けることを誇り高く感じていたに違いありません。その時の父の、うれしそうな様子は今でも忘れられません。
私がライオンズクラブに入会したのは、まだ20代の時。跡継ぎではない身でしたので、まさか入会出来るとは思ってもみなかったのですが、父のスポンサーが私をクラブに誘ってくれたのでした。うれしさと不安の中で出席した例会に集っていたのは、地域で名高い会社のトップの面々。父と私は40歳の差がありますが、メンバーは父より年上の方ばかりです。クラブに入らなければ、たぶん一生、会うことも話すことも出来ないだろう名士ばかりでした。
これまでのライオンズライフを振り返り、自分がクラブのため、地域のために貢献出来たという思いは、これっぽっちもありません。私にとってクラブは、多くの学びや経験の場を与えて成長させてくれる、そんな存在でありました。
本年度、ファブリシオ・オリベイラ国際会長は、会員を増やしてライオンズの奉仕の影響力を拡大することを最優先課題としています。私たちが奉仕活動を実現するために、会員増強は欠かせない課題です。共に歩む仲間を増やすためには、Lのバッジに憧れや誇りを感じられるようにすることはもちろん、多くの人々に奉仕活動のすばらしさや、自らの経験・感動を語り伝えていくことが大切だと考えます。
これからも多くの仲間と共に地域社会への貢献を続けていくために、ライオン誌日本語版委員会のメンバーとして、全国のライオンズクラブの取り組みを紹介し、会員同士のつながりを深める懸け橋となるよう活動してまいります。
2025.04更新(ライオン誌日本語版委員/北岸秀規<滋賀県・大津びわこ比叡ライオンズクラブ>)