60回目を迎えた
中学生の善行表彰
群馬県・太田ライオンズクラブ
#青少年支援

太田ライオンズクラブ(久保田昌弘会長/62人)が結成当初から毎年続けている事業に、太田市内の中学生を対象とした善行少年少女表彰がある。クラブにとって最も重要な青少年育成活動と位置付けられている事業だ。
善行少年少女の表彰は、学業の傍ら地域のボランティア活動に積極的に参加する生徒や、学校または地域において周囲の人を助ける気持ちを持って他の少年少女の模範となる行動をした生徒の推薦を受けて行っている。
2024年10月1日、第60回善行少年少女表彰式を開催した。毎年恒例の事業ではあるが、記念すべき60回の節目を迎えるとあって教育市民委員会を中心に数カ月前から入念に準備を進めた。通常はホテルを会場に実施しているが、今回はクラブメンバーの市議会議員の協力により太田市議会議場での特別開催とし、例年とは一味違う形で執り行うことになった。
表彰式には市内13の中学校の生徒及び保護者、引率教員、クラブメンバーなど総勢100人が参加し、盛大に行われた。来賓として出席された太田市の清水聖義市長、市議会の高田靖議長、市教育委員会の恩田由之教育長、太田警察署の青木修署長からは、表彰を受けた生徒に対し温かい祝意の言葉が伝えられた。式典では表彰理由となった生徒一人ひとりの善行活動が発表され、久保田会長から記念品と表彰状を授与した。
普段は入ることがない市議会議場での式典開催は、生徒や保護者だけでなくメンバーにとっても大変貴重な機会で、出席者はみな興味津々の様子だった。来年以降も生徒たちの記憶に残るすばらしい催しにすることを誓い合い、式典の幕を下ろした。
2025.04更新(幹事/森山賢真)