投稿リポート
支援学級の卒業記念に
ベンチ5台を制作
京都洛翠ライオンズクラブ
#青少年支援

京都洛翠ライオンズクラブ(35人)は結成35周年記念事業の一つとして、3月8日、京都府亀岡市に手作りベンチ5台を寄贈した。
この事業の発端は、当クラブメンバーから、娘さんが通う市立亀岡小学校「さくら学級」(通学や就学にサポートが必要な子どもたちが学ぶ学級)で卒業の記念になるものを作れないかと相談を受けている、という話を聞いたことだった。
我がクラブのメンバーと亀岡小学校の先生方、さくら学級の生徒さんたち、亀岡市職員とで会議を重ね、子どもたちが卒業後も楽しかった小学校生活を思い出せるもので、地域の人たちに活用してもらえるものは何かを話し合った。
そして、2026年秋に亀岡市を含む地域で開催されることが決まった「第43回全国都市緑化フェアin京都丹波」に向けた作品としてベンチを作り、会場となる亀岡保津川公園に設置してもらうことになった(フェア開催までは亀岡市役所に設置)。木製のベンチにクラブメンバーが塗装などを手がけ、子どもたちがデザインしたタイルアートをはめ込んだ。
全部で15種類のタイルアートは、どれも亀岡にまつわるモチーフを描いたものだ。「ツツジ」「亀岡牛」「聖護院カブ」など、どれも本当にかわいらしく思いがこもっている。子どもたちは「大変だったけど完成してうれしい」「亀岡の良い所をたくさんの人に知ってもらいたい」と話してくれた。亀岡を訪問された際にはぜひご覧いただきたい。
今回の奉仕活動を通じて多くの出会いがあり、子どもたちの笑顔と成長に触れることが出来た。子どもたち、地元そして全国から訪れる人々に元気を与えるベンチになるよう願っている。
2025.03更新(会長/小田竜哉)