投稿リポート
YCE派遣生が
マレーシアで食料支援
335複合地区
#食料支援
335複合地区では冬期ユースキャンプ及び交換(YCE)プログラムで7人の青少年をマレーシアに派遣した。彼らは2024年12月20日、他の複合地区から参加するマレーシアへの派遣生と共に関西国際空港を元気に出発し、年が明けて1月6日早朝に無事に帰国した。
今回は試験的にグループ分けをして、335複合地区の派遣生は7人全員が東マレーシアに滞在。ボルネオ島の各都市を巡り、地元ライオンズクラブ会員のホストファミリーの下で、地元の風習や生活様式を学びながら国際親善を行った。
最後に訪れたサラワク州ミリでは、1月5日、地元ライオンズクラブとレオクラブによるコミュニティー・プロジェクトに参加した。ミリ・マンダリン ライオンズクラブが主催する奉仕活動で、地元のライオンズとレオ20人と一緒に日本のYCE派遣生7人が「ノアの箱舟幼稚園」での食料支援活動に従事した。同園は、更に奥地の貧しい地域から出てきた家族が身を寄せる場所になっており、母親の一人は「私たちはより良い生活を送り、成長していく子どもたちに明るい未来への希望を与えるためにここに来ました」と語っていたという。YCE生たちは大きな格差がある東マレーシアの社会の実情を感じたようだ。
活動には308-A2地区のウィニー・リー第1副地区ガバナーの他、リジョン・チェアパーソン、ゾーン・チェアパーソンも参加し、子どもたちに食事を提供した他、先住民の子どもたちに文房具40セット、遠隔地の村から来た家族に食料100セットを配布した。また参加者の中には、昨年12月に冬期来日生として日本に滞在し、335複合地区で受け入れたレオメンバーも含まれていた。
YCE生にとっては初めての食料支援活動で、世界には厳しい境遇の中で生きる子どもたちがいることを肌で知る貴重な経験となった。このような機会を作ってくれた308-A2地区のライオンズメンバーに深く感謝を申し上げたい。
2025.01更新(335複合地区YCE委員長/団英男<兵庫県・神戸みなとライオンズクラブ>)
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