投稿リポート 相撲部員と一緒に
こども学園もちつき大会

相撲部員と一緒にこども学園もちつき大会

晴天に恵まれた12月1日、社会福祉法人鳥取こども学園の中庭を会場に、鳥取城北高校と鳥取市立西中学校の相撲部員たちの協力参加を得て、49回目の「鳥取こども学園もちつき大会」が盛大に行われた。

鳥取いなばライオンズクラブ(小坂宏治会長/90人)は、地域奉仕活動の一貫として1973年からもちつき大会を開催してきた。しかし、5年前の2019年から一昨年までの4年間は、新型コロナ感染防止のため中止を余儀なくされた。中止の間は正月用の餅を届けていたが、子どもたちから「もちつきがしたい」という声があるという話を先生から聞いていた。そして昨年ようやく再開し、今年も開催することになった。

当日は朝早くから、鳥取こども学園の職員の皆さんとライオンズメンバーで準備を始め、予定通り9時から開会式を行ってもちつき大会がスタート。すぐに、臼の周りに人だかりが出来、力強く杵を振り下ろす傍らで「ヨイショ!」のかけ声が響きわたった。見るからに力のありそうな相撲部の部員たちの働きで、餅はすぐにつき上がり、新たな蒸したての餅米が次から次へと臼へ運ばれていく。鳥取こども学園の子どもたちも小さな杵を持って一生懸命餅をついている。仕上がった餅は「ぜんざい」やきな粉で味付けをして、おいしく頂いた。12月とは思えないほどの温かな冬の日、皆が楽しい時間を過ごすことが出来た。

もちつき大会が終了すると、子どもたちは帰路に着く相撲部員たちを手を振って見送り、部員たちも車の窓から身を乗り出して笑顔で応えていた。

2024.12更新(児童・青少年奉仕委員長/笹尾茂美)

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