投稿リポート
レモネードスタンドで
小児がん支援
北海道・北見白樺ライオンズクラブ
#小児がん
北見白樺ライオンズクラブ(78人)は小児がん支援活動として「ヘアドネーション」に特に力を入れ、継続事業としている。今回は小児がん支援を更に充実させるために「レモネードスタンド」に取り組み、10月12、13日に開催された「北見秋祭~オホーツクマルシェ2024~」でこれを実施して、売上金全額を寄付することにした。実施に当たっては事前に北見赤十字病院の佐藤智信副院長と打ち合わせをし、寄付金は小児がん支援限定で活用してもらうことを確認した。
当日はどれだけの人が買いに来てくれるか不安な中でスタートしたが、レモネードスタンドを知っている人がとても多いのに驚いた。「レモネードスタンドって何ですか?」と質問する人もいて、趣旨を説明すると「子どもたちのためになるなら」と快く購入してくれた。
スタンドには、実際に小児がん闘病を経験した子やその家族、医療関係者なども訪れてくれた。闘病中の体験談を聞かせてもらったり、写真を見せてもらったり、交流を通じて改めて小児がんという病気について知り、身近に感じることが出来た。
当初の予想よりも多くの人が来てくださり、レモネードを提供するメンバーは昼食を食べる時間がないほど大忙しだったが、「おいしい!」という言葉が励みになった。スタンドに設置した募金箱にも多くの寄付が寄せられた。北見白樺ライオンズクラブの活動を知ってもらう貴重な機会にもなり、とても充実した2日間だった。
レモネードは12日に258杯、13日は325杯、合計583杯を販売。売上金は17万4900円に上り、集まった募金3万7402円と合わせると、総額21万2302円となった。
11月8日、当クラブのヘアドネーション送付先で子ども用医療ウィッグを無償提供する活動をしているNPO法人HEROへ3万円を寄贈。北見赤十字病院への贈呈式にはクラブ3役が出席し、安藤明子小児科部長に18万2302円を手渡した。小児がんと闘う子どもたちとそのご家族のために役立ててほしい。
2024.12更新(会長/三谷勝利)