投稿リポート 地域の魅力を発信する
チューリップフェアに協力

地域の魅力を発信するチューリップフェアに協力

11月24日、直方(のおがた)ライオンズクラブ(川口克代会長/58人)は活動エリアである直方市の遠賀川河川敷で、チューリップの球根植えを行った。春の風物詩である「のおがたチューリップフェア」は、河川敷を鮮やかに彩る壮大な景観で知られる。毎年約25万人もの来場者を魅了し、地域の魅力と市民の結束を象徴する感動的な祭典だ。

きれいに花を咲かせるためには、等間隔に球根を植える必要がある。何年も前からチューリップフェアに参加しているため、植え付け作業は慣れたもの。市が用意する、ウッドフェンスを養生テープで加工した道具を使い、フェンスの穴から丸太杭を使って土を掘る。この方法で、等間隔に植えることはとても簡単に出来るのだが、これがかなりの体力を消耗する。掘った穴に一球ずつ球根を入れ、優しく土を被せる。この単純作業が腰にくるのだ。「腰が痛い」「次、替わろう」「若いのに体力ないな」などと言葉をかけ合いながら、和気あいあいとした雰囲気の中で作業は進む。今回はメンバー14人で、2000球以上の球根を植えた。

我々直方ライオンズクラブにとって、このチューリップフェアへの参加は、地域社会への深いコミットメントを示す重要な活動である。1000人を超えるボランティアと共に15万球以上のチューリップを植え、地域の未来に希望の種をまく、意義深い取り組みだ。球根植えから開花までの過程は単なる景観づくりではない。それは直方市の魅力を発信し、地域の絆を深める、かけがえのない活動なのである。我々メンバーは、子どもたちや若者と共に汗を流し、地域の魅力を共に紡いでいる。

春の陽光に輝くチューリップは、多くの来場者に直方市の魅力を語りかけ、市民の情熱を伝える、静かでありながら力強いメッセージとなっている。

2024.12更新(幹事/森本隆)

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