投稿リポート 親子の触れ合いと
自然との共生

親子の触れ合いと自然との共生

10月27日、東近江市の河辺いきものの森において、親子の触れ合いと自然との共生を目的とした「親子ふれあい写生大会」を開催した。八日市ライオンズクラブ(岸本邦臣会長/61人)が最も大切にし、長く継続している主要奉仕活動で、今年24回目を迎えた。大会開始に先立って行われた開会式では、地元永源寺を中心に活動する鈴鹿壱番太鼓が威勢のよい演奏を披露し、盛大にスタートした。

受付開始は午前10時からだったが、その30分以上前から続々と親子連れが訪れ、参加者は100人を超えた。近年は昔に比べて親子の触れ合いが希薄になったと言われるが、ここでは違っていた。子どもたちは、お母さんに絵を描くのを手伝ってもらったり、お父さんから虫や草木の説明を聞いたり、あるいは写生そっちのけで森の中を走り回ったり。家族、そして自然との触れ合いが各所で見られた。

この事業ではメンバー全員が何かしらの役割を担い、数カ月前から準備に追われるなど苦労が多いが、自然の中で親子が触れ合う光景を目にした時には、今年も取り組めてよかったと感じる。この写生大会は、環境保全と青少年育成というライオンズの大きな目的を同時に実現することが出来る。クラブの先輩たちが育ててきたこの事業を、今後も更に充実させていきたい。

2024.11更新(青少年育成・YCE委員長/廣田清宣)