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日本ライオンズ
理事長に就任して
日本ライオンズ理事長 松浦淳一
本年8月1日の一般社団法人日本ライオンズ理事会において理事の互選により理事長に推挙され、その後の社員総会において理事長に就任いたしました。理事長として与えられた役職を全うするよう全力を尽くす覚悟です。ご指導ご鞭撻(べんたつ)の程よろしくお願いいたします。
顧みますと1995年にライオンズクラブに入会してから、早いもので29年が過ぎました。岩見沢青年会議所を卒業してすぐの入会でしたが、本当にすばらしい奉仕事業と、青年会議所では感じられなかった大河をゆっくりと流れるようなゆとり、楽しい仲間に恵まれ、この良さを共有したいと多くのメンバーをスポンサーしてまいりました。
29年間のライオンズ活動において多くのすばらしい先輩にご指導を受けながら、入会時には思いも寄らなかった地区ガバナー、複合地区協議会議長、そして一般社団法人日本ライオンズ理事長という役職を拝命いたしました。また、その間には多くの人の支えを得て岩見沢商工会議所会頭も務めました。
そして今、ライオンズの仲間と共に奉仕事業に励み、充実した日々を過ごせていることに深く感謝しています。こうした思いは、ライオンズクラブの会員である皆さんも同様と思います。まず会員が満足出来る組織であることこそが原点と考えます。
日本においては2700のクラブ、9万3526人(2024年8月末現在)のメンバーが八つの複合地区、更に35の準地区に分かれ、「We Serve」の精神でそれぞれの地域に根差した奉仕活動を熱心に行っています。八つの複合地区カバナー協議会の議長、35準地区の地区ガバナーと協議し、奉仕の質やスケールメリットを生かして、それぞれの地域で最も必要とされる奉仕活動を展開していけるように、連絡・調整・協調していくのが一般社団法人日本ライオンズの主な役割です。
昨年度は田名部智之理事長の下、多くの改革が進められました。組織改革の1年目としてライオンズクラブ国際協会との連絡強化、社団委員会の活性化と安定した運営の確立、社団賛助会費の明確化を図り、ライオン誌検討委員会を開催して問題点を協議し解決に導きました。また、社団事務局の安定的な雇用体制の整備と経費削減を推進するなど、数多くの成果を残していただきました。今年度はその改革を実践していく重要な年であると考えています。
コロナウイルスという大きな波を乗り越えた今、新たな工夫と共に奉仕活動を展開していくことが重要です。常に「未来」に向かうビジョンを持ち、自身を見つめて自ら変革し、未来を切り開いていく勇気を持ちながら、実践の一年となるよう全力で邁進していく覚悟です。全国にすてきな奉仕の花が咲き乱れることを願いつつ、皆さんのご支援、ご協力を切にお願いいたします。
2024.10更新(一般社団法人日本ライオンズ理事長/松浦淳一<北海道・岩見沢はまなすライオンズクラブ>)