投稿リポート 海の豊かさを守ろう
ボーイスカウトと海岸清掃

海の豊かさを守ろう ボーイスカウトと海岸清掃

9月8日、鳥取いなばライオンズクラブ(小坂宏治会長/90人)はボーイスカウトと合同で海岸清掃を行った。今年で3回目となる「SDGs14 海の豊かさを守ろう」をテーマにした活動だ。午前10時、集合場所の鳥取砂丘オアシス広場に、日本ボーイスカウト鳥取連盟東部地区会員と関係者、その家族約110人、当クラブ会員とその家族40人の総勢150人が集合。開会式で「熱中症に気を付けて、無理せず清掃しましょう」という当クラブ小坂会長のあいさつと、日本ボーイスカウト鳥取連盟・森脇昇会長のあいさつがあり、その後全員で海岸に向かい、海浜ゴミの収集をスタートした。

当日の天候は曇りだったが9月とは思えない高温多湿で、汗をかきながらの作業となった。台風の通過後だった昨年ほどではなかったが、船を係留する綱や木の残骸等の大型ゴミ、外国からの漂流物もあり、何人かで力を合わせて大きなゴミを引っ張る姿も見られた。

マイクロプラスチックが海の生き物や人体に与える影響を知って、砂に埋まった小さなプラスチックごみを掘り出す子どもたちもいて、「ゴミを捨てて海を汚さないことが大事だと思った」と感想を述べていた。暑さの中、大人は砂に足を取られて40分もするとギブアップする人も出たが、子どもたちは目に留まった場所へ軽々と移動しながらゴミ袋をいっぱいにしていた。

約1時間の清掃後、収集場所に積まれた多くのゴミ袋が、この日の成果を物語っていた。世界中の海岸でライオンズクラブによる清掃が行われ、美しい砂浜を取り戻していることだろう。作業終了後は集合場所に戻って閉会式を行い、参加者の皆さんには用意したパンと冷たい飲み物で疲れを癒してもらい、解散となった。

2024.09更新(幹事/谷口博昭)

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