国際会長メッセージ 足跡をしるそう

足跡をしるそう

ライオンズの皆さんへ

ブラジルで企業家精神にあふれた家族の一員として育った私は、ビジョンを持つこと、それを実現するための計画を立てることがどれほど重要であるかを学びました。そして、地域社会の持つ力についても学びました。地域社会は常に私の道のりの根底にあり、深い帰属意識とそれを強めたいという願いが、奉仕に対する私の情熱に火をつけました。

それが、私をライオンズへと導いた閃光(せんこう)でした。ライオンズには特別な何かがある、お世話になった地域社会に恩返しをするチャンスかもしれない、と感じたのです。そして、私がライオンとして得ている機会は、皆さんがそれぞれの地域社会で得ているものと同じです。

奉仕する時、私たちはそれを受ける人々の暮らしに消えない痕跡を残します。それは、思いやりの足跡(そくせき)であり、優しさの足跡であり、一人のライオンの足跡です。

私が今年度の会長メッセージを「足跡をしるす」にしたのはそのためです。

他者に入会を呼びかけ、新しい友情と新しいアイデアの扉を開くことで、私たちの足跡をしるしましょう。私たちのインパクトを高め、これまで以上に多くの人々に奉仕することにより、足跡をしるしていこうではありませんか。

ライオンの一人ひとりに、語るべきストーリーがあります。このライオン誌に掲載されているストーリーが皆さんに感動を与え、ご自身のストーリーをお住まいの地域社会に伝えようという気持ちになっていただければ幸いです。

皆さんの国際会長を務めることを、心から光栄に思います。力を合わせて、私たちが奉仕するあらゆる時と場所に足跡をしるしていきましょう。

奉仕の心で

2024.08更新(国際協会配信)

●関連情報(国際協会ウェブサイト)
ファブリシオ・オリベイラ国際会長 略歴・写真
国際会長テーマ:われわれは奉仕する