投稿リポート ベルギーからの
YCE生を迎えて

ベルギーからのYCE生を迎えて

8月6~10日、ベルギーからのYCE生として、18歳のエレノア・クレイさんが上尾市にやって来た。彼女は英語、フランス語、ドイツ語、オランダ語を話すマルチリンガルだ。

6日の上尾ライオンズクラブ8月第1例会をYCE生歓迎例会とし、当クラブメンバーでもある畠山稔市長から、上尾市のイメージキャラクター「アッピー」関連グッズがプレゼントされた。翌7日と8日は長野県軽井沢町にあるクラブメンバーの別荘に滞在し、9日と10日は我が家にホームステイした。

エレノアさんはベルギーの首都ブリュッセルから100km離れたウォルテゲムペーテゲムに暮らし、3年前に亡くなった祖父と父親は2代続くライオンズメンバーで、デ・パント・ミレニアム ライオンズクラブに所属している。父親は10代の頃にYE生(現在のYCE生)として来日しており、自分と同じように娘にも日本でのホームステイを体験してほしかったのだそうだ。

彼女は1年前にはYCE生としてメキシコを訪問し、来日前の今年6月には自宅にブラジルからのYCE生2人を受け入れる経験をしていた。それだけに、初めての日本訪問にも余裕が感じられた。スマートフォンでのやりとりはインスタグラム、飲食店のメニューは自分で写真に撮って翻訳して調べるので、食材の説明などは必要なかった。ベルギーの法律では17歳で運転免許の取得、18歳で飲酒が可能だとのこと。日本滞在中は飲酒は出来ないが、居酒屋に行ってみたいとのたっての希望で案内すると、座敷に座布団、さまざまなつまみと騒がしさに驚いたり笑ったり。たばこの煙にはびっくりしていた。

日本での最後の1日、疲れているだろうからゆっくり過ごすかと思いきや、「明日の飛行機で休むから大丈夫」と言われて、いざ出発。中央道で河口湖へ向かい、スバルラインで富士山5合目へ。曇ってはいたが一時の晴れ間もあり、登山気分も味わった。遅い昼食は鉄鍋のほうとう、おいなりさんを完食。滞在中の感想を聞くと、「とても楽しく、食べ物は最高においしかった」と笑顔を見せた。

早朝の羽田空港第2ターミナルで別れを惜しんだ翌日、インスタグラムで無事帰国の連絡。「サンキュー! また、行きます」の文字があった。

2024.08更新(総務委員会副委員長/河野淳二)

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