投稿リポート
雨にも負けず全員ゴール
森林浴ウォーキング大会
鳥取いなばライオンズクラブ
#糖尿病
5月12日、鳥取いなばライオンズクラブ(池谷勇治会長/92人)は鳥取市の森林公園とっとり出合いの森で、第11回森林浴ウォーキング大会を開催した。この大会は12年前、鳥取県が掲げる「ウォーキング立県とっとりをめざして!」の趣旨に賛同し、クラブ結成45周年記念事業として開催したもので、以来、コロナ禍で中止した1年を除いて毎年続けてきた。誰でも、どこでも手軽に取り組めて健康づくりが出来るウォーキングを通して、地域の人々の健康増進に寄与することを目的に実施している。
大会の参加者募集は、チラシ2000部、ポスター200部を作成し、地域の公共機関や商工会の他、ウォーキングイベントを取りまとめているノルディク協会やNPO法人、会員の事業所等で配布・掲示して行っている。初回は定員200人でスタートしたが、島根県や兵庫県、広島県など県外からの申し込みを含めて毎年応募が増加。300人、350人と定員を増やし、今年はついに400人としたが、これをオーバーする申し込みがあった。参加者からは「毎年、楽しみにしています」という、うれしい声が寄せられている。
今年の大会は当日朝からの雨で開催が危ぶまれたが、池谷会長の英断で雨天決行とした。大量の参加キャンセルが出ることを覚悟したが、多くの人が雨対策をして来場し、参加261人で開催することが出来た。初めての雨天開催となり、屋外テントは設置せず、開会式と屋台村の設営は管理棟内で行い、救護場所と参加賞を渡す場所を管理棟外の雨がしのげる場所にするなど、工夫をして運営した。屋台村の飲食物販売はクラブの資金獲得事業であり、参加者の人数が予測出来ないことで商品数の設定など対応に苦労したが、ウォーキング開始前に注文を取るなどして完売することが出来た。また、参加者の安全確保を最優先に考え、トレッキングコースのウォーキングは中止とし、全員が初心者コースをウォーキングするよう配慮した。あいにくの天気ではあったが、参加者は皆、新緑の森を満喫しながらウォーキングを楽しんでいた。
今回の大会を通じて、少雨であれば開催可能であることが実証された。結果的に一人のけが人を出すこともなく全員がゴール出来たが、この経験を参考にして雨天時の開催要領を策定しておく必要があると肝に銘じた。
2024.07更新(地域社会奉仕委員長/灘口茂郎)
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