投稿リポート 珠洲市への災害支援金と
炊き出し支援

珠洲市への災害支援金と炊き出し支援

能登半島地震の発生から間もない1月11日、倉敷西ライオンズクラブ(平岡秀樹会長/47人)はすぐに出来る支援として義援金20万円を倉敷市に寄託した。これに続いて、今度は平岡会長夫妻が自前のキッチンカーで被災地に赴き、支援活動に取り組んだ。

計画に当たっては、何度も被災地に足を運んでいる336-B地区(岡山県・鳥取県)の藤井信英地区ガバナーに相談し、最も復興が遅れている珠洲市を支援してはどうか、との助言があった。調整の結果、珠洲市に災害支援金を贈ると共に、市内の三崎公民館駐車場で炊き出し支援を行うことになった。

実施当日の6月23日、朝6時に金沢市を出発して珠洲市に向かったが、のと里山海道は崩落した箇所が多く、仮復旧箇所も段差だらけで、目的地の珠洲市健康増進センターまで3時間を要した。同センターの山上豊子所長は、発災直後から保健医療福祉調整本部長として被災者支援に奔走されている。山上所長からこれまでの経緯の説明を受けた後、珠洲市復興に役立てていただくため、我がクラブが今年度実施した事業の中で集まった募金とチャリティー収益を合わせた25万円を寄託した。

その後、三崎公民館駐車場で炊き出し支援を実施した。雨にもかかわらず、予告した時間の前から開始を待つ行列が出来、被災者の皆さんが楽しみにしてくれていたことを実感した。提供したのは鹿肉入りコロッケと焼きそばのセットで、当初予定していた150食を上回る230食を提供し、喜んでいただいた。

今回の炊き出し支援は、日本ライオンズ・アラートチームの吉田正義班長(334複合地区/静岡県・榛南ライオンズクラブ)や畑中隆之336-B地区GSTコーディネーター(岡山みらいライオンズクラブ)の応援を得て実現したもので、改めてライオンズクラブの結束力の強さを感じた。吉田班長や畑中コーディネーターはたびたび被災地に赴いて、334複合地区を始め全国のライオンズクラブから寄せられる被災地支援のサポート活動に尽力している。こうした継続的な支援活動は被災地の皆さんからも大変喜ばれており、改めてライオンズクラブの組織力と実行力を誇りに思う。今回の活動を終えて、一刻も早い能登半島の復興を願い、今後も支援を続けていく決意を新たにした。

2024.07更新(MC委員長/山本達也)

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