投稿リポート 能登半島地震
被災地へ軽四輪トラック贈呈

能登半島地震被災地へ軽四輪トラック贈呈

能登半島地震に被災地支援として、岡⼭ライオンズクラブ(53人)は原⽥直幸会⻑の呼びかけの下、1⽉13⽇にJR岡⼭駅東⼝で街頭募⾦活動を実施した。災害規模の⼤きさから緊急性を鑑み、今回は当クラブ単独での募⾦活動とした。

午前9時、「能登半島地震⽀援募⾦」の看板を設置し、クラブ旗と「奉仕活動中」ののぼり旗を掲げた。開始早々から、⾏き交う⼈たちがたくさんの募⾦を寄せてくれ、手で抱えた募⾦箱がどんどん重くなっていくのを感じた。子どもからお年寄りまで大勢の⽅から温かい⽀援を頂き、能登半島地震に対する皆さんの関⼼の高さを⾝をもって実感した。協⼒くださった全ての方に⼼から感謝申し上げる。

今回集まった募⾦については、今現地で何が必要かを現地のライオンズクラブに確認し、物資の運搬で頻繁に使用される軽四輪トラックを贈呈することにした。

輪島市社会福祉協議会で贈呈式を⾏うことになり、3⽉20⽇早朝、新幹線で⾦沢へ。金沢駅に現地の知り合いが迎えに来てくれて、ここから⼀路輪島市へ向かった。輪島に近付くにつれ道路の陥没が激しくなり、落下した車も見かけた。何とか社会福祉協議会に到着。少し時間があったので周辺を⾒て回ると、家屋の崩落が激しく、倒れかかった状態で⾞を下敷きにして⽌まっている家もあり、悲惨な状況に驚かされた。

14時からの贈呈式の前に輪島市社会福祉協議会の⽥中昭二事務局⻑から輪島の現況について話を伺い、久岡政治会⻑に⽬録を渡した。⽞関先には⾦沢から陸送されてきた軽トラックが届いており、久岡会⻑からは「大切に使わせていただきます」との⾔葉を頂いた。軽トラックには細い路地が入り組んだ輪島の街を駆け回って、廃材の⽚付けなどに活躍してもらいたい。

3月23、24日にはクラブメンバー3人が「EST JAPAN」による能登半島地震災害支援炊き出しに参加し、焼餃子・水餃子600食と岡山銘菓の大手まんぢゅう800個を提供した。更に5月12日には、珠洲市生涯学習センターにてカレーライスと餃子入りたまごスープの炊き出しを行い、多くの方に喜んでいただいた。⽀援はこれからもまだまだ必要だと思う。岡⼭ライオンズクラブ一丸となってサポートを続けていきたい。

2024.05更新(第1副会長/大谷博)

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