投稿リポート
頑張ろう新潟!
ライオンズ復興支援祭
333-A地区1リジョン(新潟県)
#災害支援
今年1月1日に発生した能登半島地震は、石川県、富山県と共に新潟県にも甚大な被害をもたらした。新潟市内を本拠地とするライオンズメンバーも被害を受けた。
そんな状態でも「自分たちに出来ることはある。地域の希望の灯となろう!」と、333-A地区(新潟県)1リジョンに所属する15クラブのメンバーが集い、「頑張ろう新潟! ライオンズ復興支援祭」の実行委員会を立ち上げた。開催は3月24日、事業内容は新潟市中心部にある古町ルフル前広場を会場に、焼きそば、カレーライス、豚汁といった飲食ブースの展開と、ダンスパフォーマンスなどステージイベントの実施だ。経費を差し引いた収益金は全てLCIFに寄付し、当日集まった募金は新潟市の災害復興基金へ寄付することにした。
本事業の目的は三つ。まず一つ目は、大きな被害を受けた被災地へライオンズの思いを届けること。二つ目は、ライオンズの活動を市民の皆さんに知ってもらうこと。そして三つ目は、ライオンズに入って間もないメンバーや、会員数が少ないために普段は活動が限られてしまうクラブのメンバーに大きな奉仕事業に関わる中で大勢のメンバーと交流する機会を提供し、ライオンズクラブの楽しさを知ってもらうことだ。
準備を進めながらも、興味を持って来場してくれる人々がどれくらいいるかずっと不安だったが、当日は天候にも恵まれ、予想をはるかに上回る人数が集まり大盛況となった。各ブースの収益金を合計したところ、LCIFへの寄付は35万1678円。募金活動は5時間という限られた時間にもかかわらず、32万9319円もの浄財が集まった。改めて参加してくれた皆さんに感謝すると同時に、ライオンズの団結がこんなにも力を発揮するのかと、実行委員会一同が一番びっくりしている。
会場にはテレビ局2局の取材が入り、夕方のニュースで特集として紹介された。佐渡ライオンズクラブのメンバーが取材を受ける様子が放映された時には、仲間内で拍手が上がった。ライオンズメンバーは皆、「楽しかった! やって良かった! 大成功だった!」と満面の笑みだった。
メンバー間の意見のすり合わせが大変だったことなどたくさんの困難もあったが、その苦労の成果が「頑張ろう新潟!ライオンズ復興支援祭」の大成功となった。今回生まれた絆は、次の事業へとつながっていくと確信している。ライオンズの一員で良かった。復興支援祭をやって良かった。さあ、今日もきっといいことがある。
2024.04更新(地区SCP・FWT副コーディネーター/内山航)