投稿リポート 障がい者野球大会と
動物園ご招待

障がい者野球大会と動物園ご招待

335-C地区(京都府・滋賀県・奈良県/山本忍地区ガバナー)は、本年度のガバナーテーマである「CHANGE ! 3E Exciting・Entertainment・Enjoy/燃える・魅せる・楽しむ」の下、2月10日に70周年記念事業「障がい者野球大会と障がい者と家族が楽しめる動物園ご招待」を、京都市の岡崎公園グラウンド、京都市動物園で開催した。ライオンズクラブ国際財団(LCIF)の地区シェアリング交付金を活用した事業だ。

障がい者野球大会には京都府、滋賀県、大阪府、和歌山県の4府県からそれぞれ1チームが参加して熱戦を繰り広げた。決勝は京都府、滋賀県のチームが大接戦の末、同点で試合終了。ジャンケンで優勝チームが決まった。選手は全力で戦い、観戦する人たちは温かい声援を送り、スポーツを通じて全ての人が一つになれた。試合後には4チームの選手たちから「ありがとうございました」と声をかけられた。その満面の笑顔が今も私たちの脳裏に焼き付いている。

障がい者と家族が楽しめる動物園では、障がい者の方も一般の方も一緒に楽しめる企画を考えた。動物園内5カ所に設けたスタンプラリーポイントを巡り、参加賞をプレゼントする催しは大好評。動物の着ぐるみを着て園内をパトロールするメンバーには笑顔の子どもたちが群がり、その様子を見守る人もまた童心に返っていた。この日は、当初の予想を上回る3438人が来場した。

他にもGSTが掲げる「思いやりは大切なこと」に沿って、動物園のゴリラやアジアゾウの餌代の寄付、アイバンク啓発活動、障がい者の社会参加を推進するイエローリボン・ラン啓発活動、能登半島地震被災地への募金活動も実施。更に335-C地区内101クラブが取り組む奉仕活動を紹介する冊子の配布も行った。

今回、当地区全体で実施する初の大規模イベントであり、地区内のクラブメンバーが集結し、山本地区ガバナーのアクティビティスローガンである「真の友情と勇気ある奉仕」に取り組んだ。ライオンズクラブのモットーである「ウィ・サーブ」を地区全体で実行する記念すべき最初の一歩となった。

2024.03更新(335-C地区70周年記念事業実行委員長/安達佳子)