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潮来ライオンズクラブ（岩本富雄会長／105人）は12月23日、潮来市社会福祉協議会事務所前の駐車場で行われたITAKOフードパントリーに参加した。市内在住の生活に困窮する子どもや子育て中の家族に対して食料支援をするもので、当クラブの奉仕活動としては3年目、今期2回目の協力協賛で、継続事業として定着してきた。

個人情報保護のため、事前に社会福祉協議会が対象の77家族に案内を送付。当日、当クラブからは米（3kgｘ80個）とサツマイモ（5kgｘ80袋）を提供した。受け取りに来た方に手渡したり、重い米と芋をメンバーが運んであげたりしながら、「メリークリスマス、良いお年をお迎えください」と声をかけた。クリスマスを前にすてきなプレゼントになったと思う。当日来られない人には後日、社会福祉協議会事務所で受け取ってもらった。会場には赤い羽根共同募金や歳末助け合い運動のブースもあり、当クラブも寄付を行った。

支援が必要な世帯が増加している一方で、全国のフードバンク団体では活動に必要な食品や資金が不足しているため、支援の回数や頻度、1回当たりの食品の量を減らさざるを得ないなど、ニーズに十分に応えることが難しい現状がある。おなかをすかせた子どもが私たちのそばにもいる。社会奉仕が単なる自己満足にならないよう、相手の立場と気持ちを考え尊重することを基本として、生活に困窮する人々の孤立を防ぎ、生活の立て直しのサポートや自殺予防などに取り組む団体同士が支え合い、支援の輪を広げて、誰一人として取り残さない社会の実現に向けて取り組んでいきたい。

2024.01更新（潮来ライオンズクラブICT・PR情報、青少年健全育成委員会室長／篠塚洋一）

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