編集室 世界を変える
Changing the World

世界を変える Changing the World

「小さな社会奉仕を一つ行うたびに、私たちは変化に一歩近づきます。
 はじめの一歩を踏み出すかどうかは、自分次第です。
 雨水がバケツを満たすように、
 私たちは、ほんのひと雫ずつであっても世界を変えられます」

「世界を変える(Changing the World)」とライオンズメンバーに呼びかける、パティ・ヒル2023-24年度国際会長のメッセージの一節です。

その、ほんのひと雫(しずく)の始まりが『ライオン誌』だと思います。世界を変えるには、まずライオンズメンバーが変わり、クラブを変え、地域を変えて、日本を変える。それに続くのが、世界を変えることではないでしょうか。

国際協会が創設されてから106年、日本にライオンズが誕生してから71年を経た昨今、新たな時代に向かう激動の混乱期に入って、大きな波が起きているように感じます。世界最大規模の奉仕団体として次の時代に生き残れるかどうか、大きな節目かもしれません。生き残りの鍵になるものこそ、国際会長が掲げた「変化」でしょう。

1958年、私が生まれたこの年に、ライオン誌日本語版は創刊されました。以来、国際協会の動向や、国内外の奉仕活動のリポート等々で構成され、他の地域やクラブの活動をタイムリーに伝えるすばらしい役割を担ってきました。メンバーの皆さんには、ライオン誌を手に取って、これからの奉仕活動の糧としていただきたいと思います。

今期初めてライオン誌日本語版委員となり、手探り状態で至らぬことが多々ありますが、一生懸命務めてまいりますのでよろしくお願い申し上げます。

2023.12更新(ライオン誌日本語版委員/馬場哲也<函館東ライオンズクラブ>)