投稿リポート 親子で遊ぼう!
津島カルタ選手権

親子で遊ぼう! 津島カルタ選手権

津島市には、地域の代表的な自然や歴史、産業、文化などを題材にした「津島カルタ」がある。郷土の特性を楽しく学び、地元に対してより深い愛着を持ってもらいたいと、6年前に津島ガイドボランティアが中心になって制作した。市教育委員会ではこれまでにも「津島プライド」(郷土愛)を高めるために、郷土の歴史クイズ「津島の達人ジュニア歴史検定・選手権」や、地元の祭りを題材に描いた絵を競う「尾張津島天王祭絵画コンクール」を開催してきた。そして本年度新たに加わった取り組みが、津島カルタ選手権だ。

津島ライオンズクラブ(53人)はこれらの趣旨に賛同し、「県民の日学校ホリデー」として公立学校が休日となる11月24日、スポーツや文化活動のための市の施設・錬成館を会場に「津島カルタ選手権」を開催。市内の小学校4、5、6年生と中学校1、2年生を対象に、親子での参加を募集した。当日は子どもはもちろん、大人も目を輝かせてカルタ取りを楽しんだ。準備段階から当日の受付や運営全般を担当した当クラブメンバーも津島についての知識が深まり、更に郷土愛が強くなった。

こうしたイベントを通じて市教育委員会や学校などとの協力関係を築くことは、地域全体で青少年を守り育てるだけでなく、ライオンズクラブとその活動についての理解を深めてもらい、未来のメンバー候補獲得につながると思う。津島カルタ選手権では、子どもも大人も一緒に笑顔で楽しい時間を過ごせることが何より大切だと再確認した。これからも地域社会と協力しながら、皆で楽しく津島プライドを育む活動を続けていきたい。
 
2023.12更新(会長/服部哲也)