投稿リポート 地域と連携した
合同薬物乱用防止教室

地域と連携した合同薬物乱用防止教室

潮来ライオンズクラブ(岩本富雄会長/105人)と行方(なめがた)ライオンズクラブ(羽生光博会長/53人)は合同で、薬物乱用防止教室を開催した。12月5日には行方市更生保護女性会麻生支部となめがた地区保護司会の協力を得て行方市立麻生中学校の2年生96人を対象に、また12月7日の午前には潮来市立第二中学校の2年生63人を、午後からは潮来市立日の出中学校2年生57人を対象として、5日と同じ2組織に加え行方警察署、潮来市教育委員会生涯学習課、そして潮来市青少年相談員、茨城県薬物乱用防止指導員にも協力いただいた。また横田直樹潮来市教育長が7日午前の教室に参加され、近年増加しているSNSに居場所を求める青少年のオーバードーズ(市販薬の過剰摂取)に関する講話に耳を傾けた。

講師は3回とも、公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター企画部参事で、「命の授業」を推進している秋葉敏幸氏に依頼。教室の最後には、生徒たちにパンフレットや啓発グッズを配布し、この教室で学んだことを家庭でも共有し、話し合ってほしいと伝えた。協力団体からはいつもと同じように、「これからも薬物乱用教室開催の際には参加したい」と言ってもらえた。課題として、教育機関と連携して薬物乱用防止教室を開催するに当たり、教室の前後にメディアへも情報提供するよう各校にお願いした。

薬物乱用防止教室は健康教育の一環として、青少年に健康な心身と健全な生活習慣を形成・確立させることを目指す。薬物乱用による心身への影響、依存症の危険性、疾病との関連、社会への影響などについて正しく理解することで、一人ひとりが適切な行動選択と意思決定が出来る力を身に着けることを目的としている。潮来ライオンズクラブからは、茨城県潮来保健所及び潮来市生涯学習課へ薬物乱用防止指導員としてメンバー3人が出向している。
 
2023.12更新(潮来ライオンズクラブICT・PR情報、青少年健全育成委員会室長/篠塚洋一)

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