トピックス カイロ国際理事会の報告

カイロ国際理事会の報告

10月13~16日、秋の国際理事会がエジプト・カイロで開催されました。エジプトの首都カイロは、アフリカ大陸有数の大都市です。1000年以上前から存在するこの町はエジプト北東部のナイル川下流域に位置し、川の東岸にある新市街地では高層ビル群が青々とした植物と調和した景観を作り上げ、その東側にある旧市街地と南側のオールド・カイロでは、主に茶色と黄士色から成る地面と建物が広がっています。カイロ市内からは世界の七不思の一つに数えられるギザのピラミッドが見えますが、これほどの巨大な建造物が4500年以上前に造られたことには驚きを禁じ得ません。

国際理事会の開会式

さて、ライオンズ・インターナショナルは、2018~21年度に実施されたLCIFの資金獲得キャンペーン「キャンペーン100」の成功により、奉仕を拡大するために必要な財源を獲得しました。今期からはこれを生かすべく、「ミッション1.5」を推し進めてまいります。これは2027年7月1日までに全世界で会員数を150万人に増強しようとするもので、この目標の達成により、意義ある奉仕活動に携わる会員を増やし世界中にポジティブな変化をもたらすことになります。

財務及び本部運営委員会の会議

私は今年度、国際理事会の財務及び本部運営委員会に配属されています。事業家としての視点や理念などが期待されているものと理解しており、その責任を考えると身が引き締まる思いです。今回の委員会においては、財務諸表関連事項や2023-2024年度収支予想、滞納金を理由とする活動停止処分に関する方針などについて協議しました。充実した熱心な議論が出来たと感じております。委員会での協議に関するご質問がありましたらお問い合わせください。

次回の国際理事会は、カナダ・バンクーバーで3月16日~19日に開催されます。これからも財務及び本部運営委員会が正しく運営され、ライオンズの発展に寄与出来るように努力してまいります。

2023.11更新(国際理事/城阪勝喜<大阪港ライオンズクラブ>)