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仙南雁の里ライオンズクラブ（坂本香織会長／15人）は10月8日、全県一斉ライオンズ奉仕デーとして、道の駅美郷周辺での清掃活動を実施した。朝8時にスタートして1時間の清掃だったが、空は晴れて快適な気候で気持ちよく活動した。昨年度よりもゴミの回収量が減ったのはよかったが、吸い殻、ゴミ、空き缶、空き瓶などのポイ捨てはなくならず、なぜか今年は豆電球や乾電池が草むらに捨てられていた。清掃活動中には、たまたま通りかかった他県のライオンズクラブ会員から「ライオンズ奉仕デーですか。お疲れさまです。がんばってください」と声をかけられてうれしくなった。人と人のつながり、ライオンズのつながりをじかに感じられた。

この道の駅には、美郷町が包括連携協定を結んでいるアウトドアショップのmont-bell美郷店があり、同店は山歩き講習会のイベントなどを行っている。地元の山には、当クラブが5年前に地球温暖化防止と熊対策の一環として地域の子どもや町民たちと一緒に植樹したクヌギ、トチ、ブナなど64本があり、雪にも負けずに今では多くの実をつけるまでに育った。今年は美郷町を始め秋田全域で熊の出没が激しいため状況を見ての判断にはなるが、いつかmont-bellとも協力して活動出来ればと考えている。

当クラブは結成時から、奥羽山麓大規模農道「みずほの里ロード」での清掃活動も続けている。初夏には一面の水田を、秋には稲穂を臨み、多くの人に利用されている農道だ。これからも皆で協力し、地域の美しい景観を維持していきたい。

2023.10更新（幹事／照井達義）