編集室
"世界を変える"ために
役立つライオン誌
ライオン誌日本語版委員長 藤谷文雄
今なお影響が続く新型コロナウイルスは大いなる脅威をもたらした一方で、今まで当たり前に過ごしていた日常生活がどれほど大切なものだったかを気付かせてくれました。この数年間の社会の変動は大きく、そのスピードは加速しています。持続可能性に関する人々の意識が変わって環境問題への関心が高まり、SNSの普及や人工知能(AI)の発展に伴って情報の電子化、ペーパーレス化等が進みました。国際情勢も大きく変化し、中でも長きにわたるロシアによるウクライナ侵略の影響は深刻で、世界中の人々が平和の大切さを痛切に感じているものと思います。
ライオンズクラブの奉仕活動でもこれまで以上に、思いやりの心による支援が必要とされています。そうした中、2023-2024年度のパティ・ヒル国際会長は「世界を変える」というメッセージを世界のライオンズに訴えました。
世界を変えるために我々がまずすべきことは、一人ひとりが「自分が今、世の中に貢献出来ることは何か?」と考えることだと思います。その結果、一歩を踏み出すかどうかは自分次第です。一つの社会奉仕を行うたび、そして小さな奉仕を積み重ねていくことで、地域社会を変化させ、明るく住み良い社会に向かって前進出来るものと信じます。
その前進の一助となるのが、ライオン誌です。ライオン誌で全国各地の仲間が実施しているすばらしい活動を目にすることが、自分たちの活動の参考にしたり、従来の事業を見直したりするのに役立ちます。多くの会員の皆さんにライオン誌に興味を持っていただけるよう、より有益な情報発信や視覚的にも楽しく魅力的な誌面作りを目指して、委員一同研究を重ねる所存です。
皆さんのクラブ活動のお役に立てるライオン誌の発行に努めてまいります。
2023.09更新(ライオン誌日本語版委員長/藤谷文雄<秋田県・大曲ライオンズクラブ>)