ライオン誌日本語版ウェブマガジン

亀山ライオンズクラブ（桜井章会長／43人）は8月26日、亀山市の西野公園体育館で、今回で2回目となる池谷幸雄親子体操教室を主催した。2019年8月の第1回では大変好評を得たのだが、その後、コロナ禍で開催出来ずにいた。4年ぶりとなった今回はどれだけの人が来てくれるか心配だったが、ふたを開けてみれば73組の親子が参加。各組の占有スペースとして体育館のフロアーを仕切った全ての升目に参加親子が入り、子どもたちのにぎやかな声と保護者らの笑顔が会場いっぱいにあふれた。

講師を務めた元オリンピック体操競技メダリストの池谷幸雄さんは、最初からちょっとハードな準備運動とユーモアあふれる話術を繰り出し、親子は緊張する暇もなく体を動かしていた。池谷講師の「慣れない運動をされた親御さんは、きっと明日は体が痛いでしょう」という指摘の通り、一緒に体操した当クラブのメンバーも翌日は足腰が痛かったようだ。

池谷講師は、今行っている運動が体のどの筋肉に良い影響を与えるかを丁寧に説明してくれて、参加者にとって有意義な体験になったと思う。教室の終盤には、講師を囲んで参加者全員の集合写真と、講師と親子ごとの記念写真を撮影した。会場には講師が受賞されたオリンピックメダルの展示コーナーも設けた。参加者がメダルを手に取ったり首にかけたりしている様子を見て、「この教室をきっかけに、将来オリンピック体操選手を目指す子が出てきてくれたら」と想像を膨らませた。

今回の親子体操教室が、親子の絆を一層深める夏休みの思い出の1ページとなったと確信している。
　
2023.09更新（MC委員長／荒木敏春）