投稿リポート 事業資金獲得のため
夏祭りに出店

事業資金獲得のため 夏祭りに出店

8月4~6日、北九州市を代表する祭りの一つ、第36回わっしょい百万夏まつりが開催された。北九州小文字ライオンズクラブ(櫨本健一会長/55人)は2日間、事業資金獲得を目的とした出店を行った。内容は、ホットドックと地酒の販売、そして特に注目すべきは小児がん啓発・支援のためのレモネードスタンドの設置である。

このレモネードスタンドの活動は、小児がんと闘っていた一人のアメリカの少女が「自分と同じような病気の子どもたちのために、治療の研究費を病院に寄付したい!」という思いから、自宅の庭で始めたもの。彼女の純粋な思いが全米に広がり、更には世界中に知れ渡ることとなった。北九州小文字ライオンズクラブもこのすばらしい活動に触発され、337-A地区(福岡県)FWT委員会の主導の下で実施。集まった6万7000円の寄付金をFWT委員会へ託した。

また、ホットドッグや溝上酒造㈱の北九州産の原料にこだわった地酒・天心の冷酒、北九州レモンサワー、メロンサワーも大変な人気を博していた。これらの出店は当クラブとしては3回目の試みであり、メンバーは朝から夜まで設営、販売、調理と、非常に忙しく過ごした。そのかいあって、中村巧337-A地区ガバナーを始めとする地区役員や他クラブの多くの方々から激励を頂くことが出来た。

夏まつり最終日は最高潮に盛り上がり、クラブのメンバーも総動員で一層熱心に取り組んだ。暑さと疲れにも負けず、資金獲得事業は無事にフィナーレを迎えることが出来た。この成功は、メンバーの絶え間ない努力と協力のたまものである。

北九州小文字ライオンズクラブとして地域のイベントを盛り上げ、奉仕のチャレンジ精神を発揮出来たことを大変誇りに思っている。今後もライオンズクラブのモットーである「We Serve(われわれは奉仕する)」の精神を胸に、更なる奉仕の実現を目指していく。今回の経験を生かし、今後どのような新しい活動が出来るか、クラブ内での協議を続け、地域社会のために尽力していきたい。

2023.09更新(第1副会長、わっしょい百万夏まつり実行委員長/松尾浩嗣)

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