投稿リポート 世代を超えて楽しんだ
たそがれコンサート

世代を超えて楽しんだ たそがれコンサート

6月24日18時30分から、姫路西ライオンズクラブ(18人)の活動エリアである姫路市網干区の垣内公園で、クラブ結成45周年記念事業として、姫路ウインドアンサンブルによる「たそがれコンサート」を開催した。

姫路ウインドアンサンブルは1986年に創設された30年余りの歴史を持つ楽団で、定期演奏会の他に幼稚園、小学校、公民館等で演奏を行うなど、地域社会への貢献活動も積極的に行っている。クラブ会長の私がこの楽団に所属している縁で、野外コンサートの企画が実現することになった。

オープニングは若者に人気の歌手Adoの「新時代」。指揮者の軽妙なトークを交えて、「銀河鉄道999」「どうする家康 メインテーマ〜暁の空〜」(手拍子の指導付き)「ユーミンメドレー」「海」「愛は勝つ」など、なじみのある軽快な曲目が披露された。最初はまばらに見えた観客は曲が進むごとに増え、終盤には200人を超えた。

コンサートの中で指揮者から「楽団員の年齢は17歳から67歳までと幅広く、音楽を楽しむという目的で世代を超えて活動している」という説明があった。若い人から昭和世代までカバーする選曲で、皆が楽しめるコンサートになった。梅雨の蒸し暑さを忘れ、夕暮れの爽やかなひと時、吹奏楽の響きを満喫してもらえたものと思う。

夕涼みがてら公園を訪れて気軽に生の音楽を聴ける、という機会はなかなかないものだ。このたそがれコンサートが地域の初夏の風物詩になるよう、これからも活動を継続することを検討している。

2023.07更新(2022-23年度会長/三木久治)