編集室
時代の流れに沿った
変革を
ライオン誌日本語版委員 檀原保雄
尊敬する先輩の背中を追って佐久ライオンズクラブに入会して22年、たくさんの貴重な経験をさせていただいております。入会当初は、ライオンズクラブとは一体どんな団体なのか、クラブの一員として自分は何をすべきなのか、全く分かりませんでしたが、先輩方から数々の指導を受け、一緒に活動しながら少しずつ理解を深めてきました。
その過程で、ライオン誌も大いに役に立ちました。ライオン誌を手に取ると、日本全国の仲間たちがそれぞれの地域においてすばらしい活動をしていることがよく分かります。自分の所属するクラブや地区での活動だけではおのずと情報が限られ、あるいは偏ることもあろうかと思いますが、全国的な視野でさまざまな情報を得られるのは大変ありがたいことです。ライオン誌に掲載された他クラブの活動報告を参考に、自分たちの活動を見直したこともありました。
長い新型コロナとの闘いの中で多くのことが自粛、変更、あるいは廃止に追い込まれました。社会生活における情報の電子化、ペーパーレス化も、このコロナ禍の中で加速されたものの一つです。ライオン誌も例外ではありません。私としては少し寂しさもありますが、時代の流れの中で避けることが出来ない以上、ウェブ上で展開する記事、情報の取捨選択、より視覚的な画面の作り方等、検討していく必要があると思います。微力ではありますが、委員として力を尽くしたいと思います。
5月から新型コロナウイルス感染症の位置付けが5類感染症に移行したのに伴い、自粛あるいは縮小されていた事業もようやく平常に戻り、社会活動が回復の兆しを見せつつあります。一日も早く以前の活気あふれる社会を取り戻したいものです。
2023.06更新(ライオン誌日本語版委員/檀原保雄<長野県・佐久ライオンズクラブ>)