投稿リポート
茨城県水郷県民の森に
石碑寄贈
茨城県・潮来ライオンズクラブ
#環境保全
潮来ライオンズクラブ(江口誠一会長/106人)は6月21日、クラブ結成20周年の記念事業の一つとして、潮来市にある「茨城県水郷県民の森」に石碑を寄贈、除幕式を行った。またこれに先立ち、6月18日に清掃活動を実施した。当クラブは毎年7月にこの森で清掃を行っているが、今回は除幕式の日程に合わせて前倒しで実施した。
水郷県民の森では、2005年に天皇皇后両陛下(現・上皇ご夫妻)ご臨席の下、第56回全国植樹祭が行われた。その前年の04年、当クラブは結成1周年とこの植樹祭開催を祝し、関根英輔初代会長が寄贈したシラカシの木を県民の森に植樹した。以来クラブは毎年ここで清掃活動を続けてきた。今回石碑を設置した場所は、このシラカシの木のすぐそば。石碑の前面には「第56回全国植樹祭 開催記念樹」の文字と当クラブの名前が、裏面には関根会長がシラカシを寄贈したことなどが彫られている。
石碑の除幕式は、当クラブのメンバーでもある原浩道潮来市長の他、県の関係者らが参列して執り行われた。また関根初代会長と江口現会長からは、20年前の植樹に至るまでの苦労話も聞くことが出来た。もともとは関根会長の自宅の庭に植える予定だったものを急きょ寄贈することになり、県立公園内での植樹ということで申請や手続きが大変だったそうだ。1本のシラカシの木にも物語があることを実感し、これからもここで立派に育ち、水郷の町・潮来に暮らす人々を見守り続けてほしいと願った。
シラカシの幹回りは植樹した時と比べて40cmも太くなった。シラカシの花言葉は「力」「長寿」。その木材が丈夫で長持ちすることにちなむ。潮来ライオンズクラブもこれにあやかり、力強く長く奉仕活動を続けて成長していきたい。
2023.06更新(ICT・PR情報、青少年健全育成委員会委員長/篠塚洋一)
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