投稿リポート 動物と仲良くなろう
ふれあい動物園

動物と仲良くなろう ふれあい動物園

篠山ライオンズクラブ(小島辰己会長/23人)は5月21日、丹波篠山市の城下町にあるよし池公園で、「ふれあい動物園」を開催した。「動物と仲良くなろう・盲導犬がやってくる」というキャッチコピーを掲げ、子どもたちが家族や友達と楽しい一日を過ごす中で、触れ合いを通じて動物を好きになり、動物や盲導犬への理解を深めてもらいたいという思いを込めた。

当クラブは15年前から、よし池公園に休憩所を設置したり遊具を追加したりといった整備を続けてきた。当初は市民にもあまり知られていない公園だったが、整備が進むにつれて利用者が増えていった。当クラブが2014年から毎年開催しているふれあい動物園が大好評をいただいたことも手伝って、今では多くの市民に親しまれる公園になった。

イベント前日までは豪雨で開催が危ぶまれていたが、皆の気持ちが天に通じたのか、当日は晴天となった。参加してくれた子どもたちやその家族、地域の皆さんは約800人、やって来た動物は、ヤギ、羊、ニワトリ、モルモット、亀ウサギなど60余匹。動物園の方から触り方の指導を受けて、子どもたちは動物たちに優しく触り、一生懸命に仲良くなろうとしていた。この日にデビューした恥ずかしがり屋のポニーも、子どもたちを背中に乗せて大いに楽しませてくれた。

盲導犬のPRコーナーでも盲導犬と触れ合うことが出来、啓発用のチラシの配布や、グッズの販売が行われた。

クラブ・メンバーは1週間前から公園の草刈りや周辺の整備を進めた。当日は15人が参加し、朝早くからテントを張ったり案内看板を立てたりと大奮闘。新型コロナが一段落して、久しぶりに屋外イベントをのびのびと楽しめるということもあり、例年よりも多くの方が来場する中、満車状態の駐車場では担当メンバーがテキパキと車をさばいていった。また若手メンバーらが作って無料配布した綿菓子やポン菓子は子どもたちに大好評で、長蛇の列が出来ていた。

篠山ライオンズクラブは来期以降も市民の皆さんに喜んでいただけるように、趣向を凝らして「ふれあい動物園」を続けていきたい。
  
2023.06更新(MCIT委員長/中西学)