トピックス 全国アラートフォーラム
2023 IN 東北

全国アラートフォーラム2023 IN 東北

2月18日、宮城県仙台市の仙台国際センターで「全国アラートフォーラム 2023 IN 東北」が開催されました。このフォーラムは一般社団法人日本ライオンズが主催、八複合地区が後援し、開催地である332複合地区のアラート委員(日本ライオンズのアラート委員会委員を含む)で構成する実行委員会が実務を担当して開催する運びとなりました。

当日は全国から364人のライオンズ・メンバーが登録し、13時30分から16時まで熱心にライオンズのアラート活動について学びました。

フォーラムは第1部基調講演と、第2部パネル・ディスカッションの2部構成で行いました。基調講演では宮城県南三陸町の佐藤仁町長(南三陸志津川ライオンズクラブ所属)から、「あれから被災地はどのように復興したのか」を題材に東日本大震災からの南三陸町の復興についてお話しいただきました。また、332複合地区内の災害支援事例として、久保田善九郎元議長(332-D地区)と 菅野文吉元議長(332-D地区GMTコーディネーター)から、宮城県と福島県で発生した災害時に行った支援についての講演がありました。

その後、地区で取り組んだ支援活動事例を日本ライオンズ・アラート委員会の若林純也333複合地区班長から、クラブで取り組んだ支援事例を静岡ライオンズクラブの杉山節雄さんから、報告してもらいました。

第2部パネル・ディスカッションのテーマは、「日本アラート 今後の役割と重要性」。日本ライオンズ・アラート委員会の森川明治郎アドバイザー(330複合地区)、坂本惠市アドバイザー(335複合地区)、藤井信英西日本統括リーダー(336複合地区)、若林333複合地区班長、332複合地区アラート委員会の木川田明弘委員長、335-A地区アラート委員会の藤之原美津子委員長をパネリストに、ディスカッションを行いました。

第2部が終わると、安澤莊一元国際理事から総評が述べられ、フォーラムは幕を閉じました。終了後の交流会には約250人が参加し、交流を深めました。

実行委員会としては、今回のフォーラムを通して全国でライオンズ・アラートを担当するメンバーに、クラブ、地区、複合地区、日本それぞれにおける役割を学んでいただけたと手応えを感じています。アラートの取り組みはつながってこそ、その効果を発揮します。立場は違っても、被災地への思いと支援の意欲を行動につなげることが重要であると確信しています。


次年度の全国アラートフォーラムは336複合地区での開催が予定されています。更なる成果を上げることを祈念いたします。

2023.04更新(日本ライオンズ・アラート委員会 東日本統括リーダー/橋本修一<福島県・郡山東ライオンズクラブ>)