編集室 ライオン誌と歩んだ30年
ライオン誌日本語版編集長 堀口清隆
ライオンズクラブ入会以来、スポンサー・メンバーの「ライオン誌とライオンズ必携は必ず目を通しておけ!」というアドバイスに従ってきました。入会直後は異世界の話のように思え、ライオン誌の記事に親近感を感じるまで時間がかかったように記憶しています。しかし今思えば、各地区の奉仕活動報告や獅子吼(ししく)を読みこんできたことは、その後のライオンズ・ライフにとても役立っています。
現在の誌面は、私が入会した頃(1994年)のものから相当の変遷を遂げています。またスマートフォンやタブレットで見る「ライオン誌日本語版ウェブマガジン」など、当時考えられない利便性のよさ、ビジュアルの美しさ、報道スピードの速さを実現しています。
今期ライオン誌日本語版委員会の委員に任命された時、第一印象は「私では感覚が古いのではないか?」というものでした。私が初めてパソコンを手に入れたのは43歳、スマートフォンを手にしたのは57歳の時です。生まれた時からパソコンが身近にある世代には大分後れを取っているのでは、と思ってしまいます。
しかし、と思い直すのは、30年間ライオン誌を読んできた経験があるということ。自分が興味を引かれた記事、目から鱗が落ちるようなすばらしい奉仕活動の報告をワクワクしながら読んだ経験があります。それを基に、委員としての職責を精いっぱい果たしていこうと考えています。
2023.04更新(ライオン誌日本語版編集長/堀口清隆<兵庫県・神戸みなとライオンズクラブ>)