編集室 ライオンズクラブへの思い
ライオン誌日本語版委員 矢内久男
私がライオンズクラブへ入会したのは、東京での仕事を終えて地元の高崎に帰った43歳の時です。私より先に家内が入会していました。その頃ゴルフ三昧の日々を送っていた私は、「そんなにゴルフが好きなら、ライオンズクラブにもゴルフ部があるから入らないか」とお誘いを受け、「ゴルフ部だけなら」と入部しました。何回かコンペに参加するうちにメンバーと親しくなり、ライオンズクラブへの入会を勧められ、承諾しました。
当時の先輩から言われた言葉が頭に残っています。
「ライオンズとは知恵がある者は知恵を出し、体を動かすことが得意な者は体を使い、知恵を出せず体も動かせない者は金を出す」
入会して早25年が経ちますが、今も忘れられない言葉です。
ライオンズ・メンバーに上下関係はなく平等であるということは、ライオンズの基本です。私はこれを機会があるごとに新会員に話しています。そのためか、皆さん伸び伸びと奉仕活動に励んでおられるのは、大変喜ばしいことです。昔は厳しい先輩がおられましたが、今はそんなこともなくなり、和気あいあいとクラブの活動を楽しんでいます。このまま平穏にライオンズ・ライフを送っていきたいものです。
2023.04更新(ライオン誌日本語版委員/矢内久男<群馬県・高崎和田ライオンズクラブ>)