投稿リポート 20周年記念事業
交通安全標語看板塔設置

20周年記念事業 交通安全標語看板塔設置

潮来ライオンズクラブ(江口誠一会長/106人)は今年度、結成20周年を迎えた。その記念事業の一つとして、JR潮来駅前のロータリーに交通安全標語を掲示した大型看板塔を設置し、春の交通安全運動に合わせた4月13日、除幕式を行って潮来市に寄贈した。

除幕式は、原浩道市長を始め、副市長、教育長、行方警察署長ら行政関係者が参列して行われた。ここを通りがかった小さな子ども連れの母親に「市長さんも教育長さんも居らっしゃるけど、何の集まりですか?」と声をかけられたので、「交通ルールを守る看板設置の除幕式です」と答えると、母親は子どもに「何もしゃべらないけれど、雨の日も風の日もみんなを守っている看板だよ」と話していた。すてきな親子の会話を聞いた私は、交通安全標語塔が果たす役割の大切さを再認識した。

標語塔は高さ3.8mの三角柱(3面式)で、上部にはライオンズクラブ国際協会のロゴが大きく掲げられている。道路に面した2面には地元の行方警察署が提示した「ちょっとだけ その一杯が 命取り」「スピードを 抑えて走る 水郷のまち」という交通安全標語が書かれ、潮来駅舎の方を向いた面は「歓迎 ようこそ水郷潮来へ」という言葉で、訪れる人々を出迎えている。

4月1日からは、自転車に乗る時にヘルメットを着用することが努力義務化された。潮来市では自転車通学をする子もたくさんいる。交通安全標語塔の設置により、一人でも多くの大人や子どもが交通ルールを守り安全運転を心がけてくれることを願っている。
 
2023.04更新(ICT・PR情報・青少年健全育成委員長/篠塚洋一)