投稿リポート
こども食堂に
クリスマスプレゼント
北海道・帯広かしわライオンズクラブ
#食料支援
帯広かしわライオンズクラブ(33人)は今年の12月も、地域の大人が子どもたちに無料または安価で食事を提供するこども食堂に、クリスマスプレゼントとして菓子を贈った。子どもたちに喜んでもらおうと、2020年から実施しているもの。帯広市内の「あったらいいね食堂」「子ども食堂すまいる」「大正地区地域食堂」の3食堂に提供。こども食堂を訪れた親子連れなど多くの人たちから、感謝の笑顔を受け取ることが出来た。
コロナ禍において増加しているこども食堂には、どのような役割が求められているのだろうか。単なる食事の提供だけでなく、子どもたちの「孤食・孤立化」を防ぐ役割も担っていると思う。誰かと一緒に食事をする機会を通して、スタッフを始め親同士、子ども同士の語らいや新しい出会いがある。その出会いがもたらす学びや気付きが、人との関係性を深めていくのであろう。
こども食堂が増えて人とのつながりの輪が広がれば、日頃の地域の催しだけでなく、災害時における情報交換にも重要な役割を果たすことになるだろう。そして食事を共にすることはコミュニティーのつながりを強め、人の心を和らげ豊かにする作用を持っている。食を介し互いを思いやるこども食堂での体験が、子どもたちが成長していく課程で心の栄養となっていくことを願っている。
私たち帯広かしわライオンズクラブは、このような支援活動は継続することが重要だと認識し、これからもサポートしていきたいと考えている。
2022.12更新(会長/佐藤豪一)