投稿リポート
結成45周年記念事業
"パライオンズ親子祭り"
福井県・敦賀みなとライオンズクラブ
#青少年支援
敦賀みなとライオンズクラブ(小谷淳会長/72人)は今年度、結成45周年を迎えた。その記念事業として9月10~11日に、敦賀市立子ども発達支援センターパラレル(以下パラレル)と共催で「パライオンズ親子祭り」を開催した。
パラレルでは例年、発達支援や放課後等デイサービスの利用登録をしている児童を対象に施設内を開放して親子祭りを行っていたが、新型コロナウイルス感染症の影響でしばらく開催が見送られてきた。今年に入り行動制限の緩和が進む中で3年ぶりの開催が検討され、毎年クリスマスに交流会を行っている当クラブがこれを支援して「パライオンズ親子祭り」として開催することとなった。
保護者だけでなく兄弟など家族ぐるみで楽しめるように、会場として敦賀市福祉総合センターあいあいプラザの大ホールを2日間借り、広い会場と来場者を両日の午前・午後に更に分けることで密を避けるようにし、感染対策にも配慮した。視聴覚の刺激に敏感な子や身体的な障害のある子も楽しく安心して遊べるように、パラレルのスタッフの皆さんのアドバイスを受けて、出し物を企画・準備した。
射的、魚釣り、冒険ゲーム(アスレチックコースと、カートに乗っての的当て)といったわくわくするゲームから、キラキラおもちゃ作りやぬり絵など手を動かして作る工作、また祭りに合わせて当クラブが寄贈したエアトランポリンやハンモックブランコで体を動かすコーナーなど、8種類の出し物を用意。更にバルーンアートふろーとSEIKOさんによるバルーンショーとバルーンアート作りワークショップも行った。
祭りに参加した児童からは感謝の寄せ書きが届き、家族と共に楽しい時間を過ごしてもらえたことが実感出来た。小谷会長は「子どもたちとの触れ合いを通じて多くの笑顔に出会え、またパラレルのスタッフの皆さんと共に汗を流すことで奉仕に対する喜びを分かち合えたと感じています。今年のクリスマス交流会でもまたたくさんの笑顔と再会出来ることを楽しみにしています」と、今回の事業における感謝と、今後の更なる交流への思いを述べて親子祭りを締めくくった。
2022.12更新(幹事/清水直喜)