投稿リポート 子どもたちと
松浜海岸にグミの木を植樹

子どもたちと松浜海岸にグミの木を植樹

新潟ノース ライオンズクラブ(武田浩昭会長/58人)は10月13日、新潟市の北区自治振興会及び北区役所と協力して新潟市北区の松浜海岸でグミの木の植樹を行った。当日は新潟市立松浜小学校の4年生60人も参加し、総勢200人での作業となった。

当クラブの活動域である北区松浜の住宅では、砂浜からくる飛砂の被害に悩まされている。また海岸から100m足らずの所にはトンボ池と呼ばれる新潟でも珍しい湧水の池がある。ここには絶滅危惧種のオオモノサシトンボも生息しているのだが、飛砂によって年々池が埋まって約2.4ヘクタールあった面積は約2.2ヘクタールに減少、オオモノサシトンボの生息にも影響を及ぼしている状況だ。そこで砂防や風よけとなるグミの木を海岸に植えて育てようと考えたのだ。

当日は天候にも恵まれ、グミの苗木2500本を植樹。子どもたちは目を輝かせながら生き生きと作業をしていた。これらの木が立派に成長するには20年ほどかかるその成長を地域住民と一緒に見守っていきたい。

昨年、当クラブは結成55周年記念大会を終えた。私たちは結成当初から地域住民や子どもたちと共に奉仕活動を行ってきた。こども園へチューリップの球根を寄贈して園児に生育活動の機会を提供し、小学生を対象としたものではミニバスケットボール大会や、トンボ池の観察会及び清掃活動、更には中学生のサッカー大会、薬物乱用防止教室など、青少年健全育成に力を入れて活動してきた。今年からは地元の新潟医療福祉大学の学生とも連携し、合同で海岸清掃を行っている。

現在、当クラブではレオクラブ結成の準備を進めている。2026年の60周年に向けて、ますます精力的に地域に密着した奉仕活動に取り組んでいくつもりだ。 

2022.11更新(環境保全委員長/川﨑寛)