投稿リポート
ウクライナ避難民支援
チャリティーコンサート
栃木県・宇都宮北ライオンズクラブ
#人道支援
9月27日、宇都宮市にある栃木県総合文化センターのサブホールにおいて、公益財団法人とちぎYMCA主催の「日本におけるウクライナ避難民支援チャリティーコンサート」が開催された。宇都宮北ライオンズクラブ(27人)は、栃木県、宇都宮市、在日ウクライナ大使館、下野新聞社と共にこれを後援。実行委員会メンバーとして企画立案にも参加した。
チャリティーの趣旨は、祖国ウクライナから戦禍を逃れて来日し各地で長期にわたる避難生活を送っているウクライナの方々の、言葉の習得や日常生活等を支援すること。コンサートで集まった資金をウクライナ大使館へ寄付し役立ててもらうと同時に、平和への願いを広める機会にしようと考えた。
コンサートでは、「とちぎ未来大使」として県の魅力を広く発信している大野紘平さん(ピアノ)と、友情出演の田尻大喜さん(トランペット)の2人の若手クラシック・アーティストが演奏。多様なジャンルからの選曲で、ウクライナ国歌や平和にちなんだ感動的な楽曲も多数披露された。
宇都宮北ライオンズクラブは準備期間中に、333-B地区(栃木県)内の各ライオンズクラブの例会に参加してコンサートをPRし協力を呼びかけ、多数のクラブから協力を得ることが出来た。当日は会場での受け付けも担当した。ホールではコロナ感染防止対策として座席数の制限はあったものの、ほぼ満席の約300席が埋まり、チケット販売による収益と寄付金などで約60万円をウクライナ大使館へ寄付することが出来た。
今回の奉仕を通じて、地区内クラブのネットワークの強さと、それぞれのクラブと地域社会とのつながりの深さを実感した。
2022.10更新(会長/塩澤達俊)