投稿リポート SOバスケットボールの
見学体験会を開催

SOバスケットボールの見学体験会を開催

長岡長生ライオンズクラブ(渡邊泰崇会長/102人)は7月31日に長岡市立総合支援学校の体育館にて、「スペシャルオリンピックス バスケットボールチームGAIA長岡見学体験会 兼 アルビレックスBBコーチクリニック」を開催した。

近年、スペシャルオリンピックス(SO)日本・新潟の長岡バスケットボールプログラムには新たな入会者がいなかった。そこで、以前からGAIA長岡への支援を続けてきた当クラブへ「体験会を通じてもっと仲間を増やせないだろうか」という相談があった。私たちは総合支援学校に通う児童・生徒に体験会のチラシを配布した。すると参加者の中から高等部に通う生徒3人をGAIAに迎えることが出来、アスリート(SOの活動に参加する知的障害のある人たち)は18人になった。

体験会には、地元プロバスケットチーム・新潟アルビレックスBBのコーチ3人も招待した。11月には「スペシャルオリンピックス日本・新潟 バスケットボールプログラム新潟県競技会」が開催される予定なので、これに向けて練習に励んでいるアスリートたちに直接指導もしてもらった。普段アスリートたちを指導しているコーチや家族からは、「プロコーチの指導方法は大変参考になりました。次回の練習から早速、取り入れたい」との感想を頂いた。

基礎練習とミニゲームでは、ライオンズ・メンバーも一緒に汗を流した。ミニゲームは「がんがんチーム」と「のびのびチーム」に分かれて行ったのだが、我々はがんがんチームと対等に戦える気がしなかったので、のびのびチームと対戦した。試合の中では、シュートを決められなかった時のアスリートの悔しそうな表情や、見事に決めた時のうれしそうな表情が印象的だった。何より皆が楽しそうに、はつらつとプレーしていたことが大変うれしかった。

2022.08更新(スポーツ委員長/伊藤太紹)