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第2回全日本
GSTフォーラム
日本GST
昨年12月1日に続く第2回全日本GSTフォーラムが、6月16日、兵庫県・伊丹市の伊丹シティホテルで開催された。テーマは「拡げよう感動の奉仕~いまライオンズにできること~」。新型コロナウイルス感染症が比較的落ち着いた時期とあって、全国各地から239人のメンバーが会場に集まり、オンライン参加162人と合わせて401人が参加した。
第1部は「感動の奉仕活動を実践するために」のテーマの下、各複合地区から選ばれたクラブの活動事例の発表があり、それに先だって、OSEAL調整事務局の担当者からLCIF交付金の種類とその活用ポイントの説明があった。活動事例の発表では、兵庫県・明石ライオンズクラブの「レオクラブ結成の意義とその手法」、岩手県・盛岡中津川ライオンズクラブの「三陸鉄道に平和ポスターラッピング事業」、三重県・松阪中央ライオンズクラブの「松阪ウォークラリー」、兵庫県・丹南ライオンズクラブの「魔法使いのほうきプロジェクト」、同・加古川中央ライオンズクラブの「フードドライブ」の四つの事業の紹介があった。
第2部ではグループ・ディスカッションが行われ、「合同アクティビティ企画会議」として各テーブルで活発な議論が繰り広げられた。終了後のグループ発表は、我先にと競い合うほど熱がこもり、会場は大いに盛り上がった。「日本一周チャリティーラン」「クリーン&バーベキュー大会」「全国一斉打ち水大会」など、バラエティーに富んだ企画が発表され、実現すれば楽しいアクティビティになる予感がした。
講評として、中村泰久GAT日本全域リーダーは「発表されたアクティビティの企画はいずれも楽しく、今日のようなディスカッションをぜひクラブでもやっていただきたい」とまとめた。城阪勝喜GATエリアリーダーは「今日のような感動で奉仕の輪を全国に広げてもらいたい」、また識名安信GATエリアリーダーは「『ちむどんどん(胸がわくわく)』するような心から感動するアクティビティを地域社会で実践しよう」と参加者に呼びかけた。
久しぶりに開催される全日本のフォーラムは活気にあふれていた。参加者は他クラブの事例やディスカッションから大きな刺激を受けて、これからの奉仕活動のはずみとなると期待している。参加者の一人、大阪府・堺浜寺ライオンズクラブの西秀昭幹事は「アクティビティのヒントを得て、コロナ禍でも実行出来るアクティビティを考えたい」と意欲を語ってくれた。また、一盛広樹335-C地区ガバナー・エレクトは「このフォーラムで得た新しい奉仕活動の知恵を、地区内の奉仕の充実につなげていきたい」と感想を述べた。
2022.06更新(取材/ライオン誌日本語版委員会委員長 団英男)