投稿リポート SOアスリートと
ユニファイドボウリング

SOアスリートとユニファイドボウリング

福井葵ライオンズクラブ(丹尾実紀也会長/122人)は5月22日、フクイレジャーランドで県内の知的障害のある方々と共にボウリングを楽しんだ。これは当クラブが過去12回開催してきた福井県障害者スポーツ大会の一貫で、今回はスペシャルオリンピックス日本(SON)福井と共催し、障害のある人とない人がチームを組んで行うユニファイドボウリング大会とした。元プロボクシング選手で県議会議員でもある、SON福井の清水智信理事長も参加した。

大会では知的障害のあるSONのアスリートと福井葵ライオンズクラブのメンバー12人ずつが、2人1組になって2ゲームを行った。ルールは通常のボウリングと同じ。参加者たちはピンを倒すとハイタッチして喜び合ったり、互いにアドバイスし合ったりと、終始楽しく和気あいあいとプレーした。ゲーム終了後にはアスリートの皆さんにSONが準備したメダルを贈呈し、当クラブからは賞品としてライオンズの名入りのマスクとスポーツバッグを渡した。

この大会は一昨年から企画していたのだが、一時はコロナ禍で中止を余儀なくされていた。今期こそは実現したいと意気込んでいたものの、またしても延期せざるを得ない状況を経て、何とか年度内に実現にこぎつけることが出来た。共にスポーツを楽しみ、互いの理解を深め合った時間はとても尊いものだ。参加者からはたくさんの喜びの声を頂くことが出来た。クラブ・メンバーにとっても、大きな充実感を得られる大会となった。
 
2022.06更新(社会福祉・障害者福祉委員長/吉川知宏)