国際財団竜巻被災地の支援に
全米ライオンズが団結

竜巻被災地の支援に全米ライオンズが団結

世界各地で自然災害が発生すると、ライオンズは真っ先に支援に駆け付ける。ライオンズクラブ国際財団(LCIF)は交付金を通じて、こうしたライオンズの奉仕活動を支えている。2021年12月に季節外れの竜巻が30個も発生しアメリカ南部、中西部の広い範囲を襲い甚大な被害をもたらした時も、LCIFは迅速に反応した。最も被害が大きかったケンタッキー州では多くの建物が壊滅的な被害を受け死者は多数に上った。LCIFは直ちに同州のライオンズに2万ドルの援助金を交付、その他の複数の州に対しても計10万ドルを拠出した。

ライオンズクラブ国際協会のダグラス・X・アレキサンダー国際会長は22年1月下旬、ケンタッキー州内でも特に大きな被害を受けた数カ所を訪問した。アレキサンダー会長は言う。
「事前に写真で見てはいたものの、やはり実際に足を運ばなければ本当の状況は分からないものです。竜巻が引き起こしたこの惨状に胸が痛みます。被害を受けた方々には今後何日も、何週間も、何カ月もにわたり再建のための支援が必要です。それでもきっと日を追うごとにがれきは片付けられ、この土地は復興していくでしょう。この非常に困難な時を地域の人々が早く乗り越えられるように、ライオンズは力を集結し支援に努めます」

全米のライオンズが救援活動に加わり、寄付金を送ったり、発電機や緊急物資をトラックに満載して被災地に駆け付けたりしている。アレキサンダー会長の視察中にも、ペンシルベニア州のライオンズが支援物資をトラックいっぱいに積み込んで到着し、会長もその荷下ろしを手伝った。
「大変多くのライオンズ・メンバーが支援に参加していますが、これは驚くようなことではありません。私たちが普段から行っていることですから」
と、アレキサンダー国際会長。
「ニーズがあるところに、ライオンズがいます。私たちは進んで人々に手を差し伸べ、見返りは求めません。思いやりを持って行うこと、それが奉仕において大切なことです」

LCIFによる災害関連の交付金を活用すれば、竜巻、ハリケーン、洪水、火災などの大災害によって破壊された地域社会に、ライオンズはより多くの支援を提供出来る。あらゆる段階の災害救援活動に対応出来るよう、LCIFはさまざまな種類の交付金を設けている。

2022.05更新(文/アンドレア・スモール )