投稿リポート 挑戦する子どもたちを応援
少年少女サッカー大会

挑戦する子どもたちを応援 少年少女サッカー大会

神戸みなとライオンズ(大島良彦会長/39人)は昨年度、初めての試みとなる神戸みなとライオンズクラブチャレンジカップ少年少女サッカー大会の実施計画を策定した。新型コロナの度重なる緊急事態宣言のために再三延期を繰り返していたが、ようやく2月19日、総合福祉ゾーン・しあわせの村で開催することが出来た。

当クラブでは長年にわたり少年少女バレーボール大会(ウィッシュ杯)を主催していたが、少子化等の事情から3年前に終了。その後は、東京オリンピック柔道金メダリストとなった阿部一二三、詩兄妹を育てた兵庫少年こだま会柔道大会への支援など青少年健全育成事業に力を注ぎながらも、コロナ禍で思うような活動は出来ずにいた。

今回のサッカー大会は、まん延防止等重点措置が出ている中で開催をするか否かギリギリまで検討した結果、子どもたちの感染対策を最大限に考慮した上で実施することを決定したものである。第1回目ということで、地元・箕谷(みのたに)サッカークラブの全面協力を得て実現した。当初は8チームでの対戦を予定していたが、残念ながら直前に関係者がコロナの濃厚接触者に認定されてしまったチームがあり、最終的には7チーム、80選手での開催となった。

箕谷サッカークラブは、1975年から地元に根付いて活動している少年少女サッカークラブだ。コーチは子どもたちのために全員ボランティアで参加している。運営に当たり、U-12(小学6年生)及びU-11(5年生)のコーチの皆さんには、昨年から幾度も打合せのために時間を割いてもらった。この場を借りて心から感謝を申し上げたい。

大会当日は、あいにく午後から雨の予報だった。コロナ禍において優先すべきは、選手たちの体調管理だ。残念ながら予選リーグを終えたところで雨に見舞われ、決勝トーナメントは断念し、予選リーグの勝ち点で順位をつけることになった。それでも子どもたちが必死でピッチを走り回る姿は我々を大変勇気づけてくれ、今後も当クラブの主要事業の一つとして挑戦する子どもたちを応援していきたいと思った。

サッカーだけにとどまらず、未来ある子どもたちのために我々に出来ることが他にもたくさんあるはずだ。今回の経験を生かし、今後も多くの奉仕活動に挑戦していきたい。
 
2022.02更新(前クラブ会長、チャレンジカップ実行委員長/山﨑努)